発売はまだしばらく先ですが「吾輩は糸である」を張り上げました。
2020/11/17
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あるようでなかった…ソフトテニスストリングの新風となるか。
トアルソンさんがtwitterを少し賑わせている新ストリング。
「吾輩は糸である 名前はまだない」
サンプルを張り上げさせていただきました。
かなり珍しいのですが…内部構造は全く同じでコーティングだけ違う2種類というラインナップになるようです。
構造は「モノマルチ」といって、真ん中は少し太目の糸を束ねてられており、その外側にマルチフィラメントが巻き付けられているようなイメージですね。
硬式テニスに、M7(バボラから出ています。廃番かな?気になる方は検索を!)というストリングがありまして、この名前のないガットの芯はM7の形を彷彿とさせます。
決選投票の右上の断面図を見ていただければその緻密な構造がわかっていただけると思います。
このあたりは「糸屋さん」の本領発揮といったところだと思います。これができる技術力がある、ということですよね。
ガムブーストも凝った構造をされていましたが、芯はポリなのにその外側がマルチなので
「確かに…マルチよりも打球感は硬いけれど、硬すぎない」
という感想が多いので、この"名前がまだないガット"もそうなってくれると、
モノよりちょっと柔らかいのが欲しい…でもマルチよりは硬いのがいい!
マルチよりももうちょっと打ち応えがあるのが欲しい…でもモノは硬すぎる!
というわがままなニーズに対応できるのでは?と期待しています。
(めちゃ飛ぶ!めちゃ球持ち!のような極端なストリングではなく、多様化するニーズの隙間に埋まる繊細なストリングになってくれることを期待しています。)
コーティングのイメージ(柔らかいタイプと硬いタイプがあります)ですが、
柔らかい方は、マルチドライブとかマルチコントロール、ホールドマルチ(まだ少し在庫はありますが廃番)のような粘り気のあるコーティング、
硬い方は、ミクロスーパー(ソフトテニスでは廃番)のようなぱりっとしたコーティング、
と確かに表情は結構変わるな、は指で触っただけでもわかりました。
あとは試打を繰り返しながら、発売までには試打レビューをあげたいな、と考えています。
太さは…たぶん1.25mmだと思いますね。
計測はしていませんし、実際にはそこに関しての情報は公開されていないので、公式発表を待たなければいけませんが、流石にトレンドを抑えていると思いますよ。
ということで、良い糸を提供し続けて64年。
トアルソンのソフトテニス界での逆襲にご期待下さい。
※本記事はトアルソンさんに確認をいただき、公開許可をいただいています。
ではでは。
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