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テックパワーとサイバーナチュラルブラストを比較!

2018/02/09

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テックパワーとサイバーナチュラルブラストを比較しておこうと思います。

テックパワーのブラックもでますし、両者をちょっと比較。※いつも通り、当店の私見となります。悪しからずご了承ください。

そして問い合わせも多いです。

当店が書けることはブログ記事にしていると思いますので、とりあえず書いている記事を読んでいただければと思います。

後は店頭で相談 or WEBではご注文の方を対象とさせていただきます。

以下の記事はブラストについて。

サイバーナチュラルブラストの人気が結構スゴイ件【ここまでのレビューも。】Sトレースはちょっと今止まってます。

それぞれ、マルチフィラメント(芯なし)+表面コーティングという構造。

コーティングを触った感じはテックパワーの方が硬く、ブラストの方がしなやかです。

実際、張っていてわかるレベルで違いがあります。

テックパワーのパッケージには「前衛向き」

ブラストのパッケージには「オールラウンド」

とそれぞれ書いていますが、どのポジションでも関係なく使ってください。

共通していえることは、どちらも耐久性はそれほど高くありません。

ハードヒッターにはコスパ的に合わないかもしれません。

 

両者の比較:打球感

まず、打球感。

テックパワーは弾きが強い、と感じます。

球持ちがあるか、といわれると、そこまでありません。マルチフィラメントですが、表面コーティングがぱりっとしており、また、細ゲージ、ということで、弾き性能が結構でています

スイングスピードが速くなるにつれ球持ち感が出てくるかと思いますが、そのような方はミクロパワーに遷移していくような印象です。

"弾き系マルチフィラメント"という感じかと。

 

一方、ブラストは、というと、より球持ち感が強い、と感じます。

ただ、ヨネックスの他のマルチフィラメント、「サイバーナチュラルクロス」と比べると弾き感がプラスされています。

良い感じで(WEBでのご注文も含めると全国的に)ファンがついている感じです。

 

"やや弾き系マルチフィラメント"という感じですね。

あとは、ブラストの滑り性能。

張ってすぐは、ガットの上をボールが滑る感覚があります。故、張ってすぐはちょっと喰いつきが悪いです。

時間が経つとマルチらしく喰いつきがよくなります。

 

両者の比較:テンションキープ

テンションキープは基本的にGOSENに軍配があがります。

・・・が、テックパワーはそこまでテンションキープ率が高くありません。

ブラストは、というと、張ってから2、3日で緩みがでます。そこから球持ち性能、喰いつき性能が上がります。

両者とも、ある程度で緩みは止まるので、そんな風にご理解いただければと思います。

高校生以上だと、テンションが緩みきる前に、ストリング自体が切れてしまうかも?と思います。

 

まとめ

モノフィラメントの硬い打球感が苦手だ、でも弾いてほしい!

という要望にそれぞれのメーカーが出した答えとして、上記2機種があります。(…という風に勝手に理解しています。)

要は、1.25mmの細ゲージが一般化され、ニーズが拡大化。

昔からあったテックパワーが注目され(選手シェアは昔からありましたが)、それに対抗する形でブラストが発売した、という流れでしょう。

ミズノのマルチファイバードライブは?というと、

【2017/10/5更新!】ミズノ新作ソフトテニスガットについて少し書きます。【モノファイバースピード】【マルチファイバードライブ】

当店的には少し外れるような気がします。

より柔らかく、当店的には、クロス、クロスアイと比較します。あとはスーパーホールドマルチと。

 

…ということで、お問い合わせの多い細ゲージのマルチフィラメントについての比較レビューでした。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。

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