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【リマインダー】感覚は人それぞれ。表現方法も、人それぞれ。

2022/02/06

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硬い・柔らかい、は人によって評価がガラッと分かれます。

練習ができない今の状況。

時間をを有効活用して、用具を色々と考えてみよう、とご相談にお越しのお客様。

今お使いのラケットやストリングの感覚をお聞きし、今までのラケットやストリングもお聞きし、次の組み合わせをどうしよう?と。

 

これは今までも何度か書かせていただいたことなのですが、例えば、打感が硬いや柔らかい、もしくは弾く・弾かない等の感覚って、人それぞれ表現が本当に様々です。

 

例えば(非常に雑な例を出すと…)弾くのが特徴のフレームと球持ちが良くコントロールが良いとされるフレームを、同じガット・張り上げテンションで試打をしてみると、

「弾くフレームの方が柔らかい!」

と回答される方が結構いらっしゃいます。
(あくまでも当店的には、球持ちが良いフレームの方が打感的には包み込んでくれる感覚→柔らかいと感じることが多いです。)

 

メーカーやお店が説明の中で表現する、硬いや柔らかい・・・これは物性であったり、変形能であったり、を主に指すことが多いと思います。
(例えば硬いフレームは、剛性が高くしなりが少なく、よく弾く(→球離れが早い)のように。)

逆に、感覚的に、弾くフレームの方が柔らかいと感じる方は・・・ボールが乗っている時間が短く、心地よく弾く感覚を"軽い"と捉えられて、軽さを柔らかさと表現されているんだと思います。

ホントに一例ですが…上記の例のように、何を基準にして打感を表現するか、でも意見は180°変わることはあると思っています。
(※そこに、スイングスピードや体格、パワー、プレースタイル等、複雑に絡み合ってきます。
実際に剛性が高いフレームの方がプレーにマッチしている場合もあります。→剛性が低いフレームでパワーロスするケース)

 

ここで当店として大切にしたいのは、ご相談いただく方の感覚(や表現)を出来るだけ汲み取れるようにしたい、ということ。

もう一つ、ガットの例を書かせていただくと、ナイロンマルチとナイロンモノがあったとして、

(先ほどのラケットの例と一緒で)マルチの方が物性的には柔らかくなりますが、モノの方が弾いてくれるので"打感が柔らかい"との感覚をお持ちの場合、

こちらの受け取り方で「今よりもっと○○にしたい」の方向性が全然変わってくるわけです。
(1.25mmナイロンモノよりももっと柔らかくしたい、とのご希望があったとして、物性的に柔らかい1.25mmマルチをご提案するのか、もっと弾く1.22mmモノをご提案するのか。真逆になると思うのです。)

もちろん、これもトライアンドエラーですので、一発でよりベターなアイテムに辿りつけるかはわかりませんが、ここでご相談いただく方の感覚的な表現をうまく汲み取ることができないと、

ご提案が真逆にいってしまう場合があります。

 

いくつも質問を投げかけてしまい、申し訳ないな・・・と思うことも、実は多々あるのですが…

お話させていただいて初めて分かる感覚的な部分があると思っています。

 

お仲間との話の中で「いや、僕だけ言ってることが違うな?」

全員違う人ですので、あって当然だと思います。

 

みんな違うから、いろんな商品があって、いろんな組み合わせがあって、いろんな提案があって、だから面白い。

 

そう思いますので、ご自身の感覚をぜひ具現化してご相談いただければ嬉しく思います。

ぜひ店頭でお待ちしております。

 

では。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。

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