SOFT TENNIS(ソフトテニス)

規定されていないので、平均値はありません。

2024/05/01

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平均値がないのも難しいですよね。

ここ最近、ソフトテニスのお客様から、スイングウェイトについて聞かれることが多くなってきました。

当店は、在庫管理の一環として、在庫ラケットはスペックを計測した上で店頭に展示していますが、その際、メーカー規定の重量・バランスに加えて、スイングウェイトも計測するようにしています。

 

スイングウェイトを言葉にするのは難しいのですが、バランスポイントを静的なバランスと捉えると、スイングウェイトは動的なバランスとなります。

振った際にどのくらいの重みを感じるのか?・・・を指標にした、というイメージで良いかと思います。
(ちょっと語弊があるかもしれませんが、ざっくりのイメージで。)

 

過去にもちょっと長めの記事を書いていました。

スイングウェイトの値は何に依存するのかな?ということを少し考えてみます。

 

で、スイングウェイトとは何か?ということに加えて「このラケットの平均値はありますか?」ということを疑問に思われる方が多いように思います。

 

ラケットに規定されている数字を書き出してみると、

全長、フェイスサイズ、平均重量、グリップサイズ、バランスポイント、モデルによってはビーム(ラケットの厚み)

などが挙げられると思います。

 

一部の硬式テニスメーカーでは、その規定の中にスイングウェイトも含まれているのですが、ソフトテニスでは規定されたことはありません。

そのため、スイングウェイトは基本的に平均がない値、となります。

 

しかしながら、なんとなくのレンジはあると思います。

前衛向けだとこのくらい、後衛向けだとこのくらい、オールラウンドモデルだとこのくらい、というように。
(リンクを貼り付けた過去記事にレンジも記載しています。)

 

ラケットの在庫が一番多くなる瞬間は、発売直後のタイミングです。

ご予約が多くなると在庫が少ない状態でスタートすることもありますが、発売直後のタイミングが一番在庫を厚く積みますので、気になるモデルがあれば、そのタイミングで在庫のばらつき方を見ていただければ、なんとなくの標準的なイメージ(あくまでもざっくりのサイズレンジ)がつかめるかと思います。

 

平均値がない場合、何を目安にすれば良いのか?

非常に難しいのですが、スイングウェイトってこんなものだよ、ということをざっくりご理解いただければ、ラケット選びも深みが増して面白くなると思います。

 

細かなことはぜひ店頭でご相談ください。

 

それでは。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。

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