SOFT TENNIS(ソフトテニス)

デメリットも正しくご理解いただいてこそ。

2024/07/15

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試すなら夏、ですが…

連休中、ガット張り替えのご相談にお越しいただくお客様が多く、ありがたいことに連日忙しくさせていただいております。

ひと昔前の、
「とりあえずミクロパワー!」

数年前の、
「令和はガムゾーンでしょ!」

に引き続き(?)
「ソニックブローを張ってみたい!」

というお客様が非常に多くなっています。

 

現在お使いの用具の組み合わせからの差分をお話をさせていただきながら、親御さんも交えてご相談をさせていただき、最終的にはプレーヤーの方に決めていただくのですが、

・柔らかい
・掴む
・飛ぶ(反発する)

などの感想を持つ方が多いとしても、ポリはポリですので、メリット、デメリットは正しくご理解いただいた上でお使いいただくのが良いと思います。

 

ポリとナイロンを比較すると、打球衝撃はどうしてもポリの方が大きいです。

また、テンションキープ率も低いので、緩んでくると、そもそも飛距離が出にくいガットがさらにしんどくなってしまうか、逆に飛びすぎて(飛距離が出すぎて)しまい、知らず知らずのうちにフォームが崩れてしまうかもしれません。

フォームが崩れた際、打球衝撃が大きい、という点がどうしてもネックになってしまいます。

体に変な負担がかかる状態(いつもと違うフォームでの打球時)において、打球衝撃が大きいガットを使用していると、手首や肘、肩に過度な負担がかかる可能性は高くなってしまうかと思います。

もちろん、ナイロンであっても、旬を過ぎたガットを使い続けるのはNGですが、ポリは張り替え頻度をよりしっかりと守っていただくのがベターだと考えています。
(体のために、という観点からのお話です。)

 

ソニックブローのみならず、ここ最近話題になるのは、ポリアクションインヴォーク、ライジングストーム、ゼノブリザード、ブルズインパクト、とポリ・ハイブリッドばかり。

そのようなガットを試していただく時期として、夏は最適ではありますが、同時にガットの性能が低下しやすい時期でもあります。
(真冬に初めて張ってみよう、はかなり怖いので、今のうちに!)

 

1か月経ったら、コントロールが出来なくなった
テンションシールの張り替え目安よりも早いけれど、調子がおかしい気がする…
などなど…

この時期は特に、違和感を感じた瞬間にこまめに張り替えをしていただき、しっかりと調子を保っていただくのがGOODです。

 

夏休みに入ると、練習量も多くなると思いますので、用具を試されたい方は是非今月、来月をご利用くださいね。

 

それでは。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。

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