【ソフトテニス】わけあってラケットを切断!ついでに少しウレタンの形の話を。
2017/11/09
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折れて使えなくなったラケットをわけあって切断。ついでにウレタンの形が違ったのでちょっとネタにしようと思います。
先日とある学校から、折れて使えなくなったラケットを10本ほど預かりました。(そのまま処分するため)
練習会で使う"ある練習器具"を作るために、グリップ部分のみが欲しかったため、切断!
すると、
「あ、ブログで書けるかな?」
という違いが写真でもわかるレベルであったので、少しシェア。
大前提に、ラケットは大切に扱ってください。
ラケットのコシが抜けてしまって折れていないけれど飛ばなくなった
自分のプレーレベルが上がった/ラケットが頼りなく感じるようになった
という買い替えがうれしいです。
投げて折れちゃったから買い替える!、はお店としては正直結構悲しい部分があります。もちろんそれが故意ではなくとも。
是非今お使いのラケットの天命を全うさせてあげてください!
話を戻して、グリップの話。
たしか左がマッスルパワーの切断断面、右がレーザーラッシュの切断断面。
カーボン繊維を樹脂で固めて成形しますが、面白いのは、フレームによってカーボンの厚みと成形の形状がかなり違う、という点。
マッスルパワー、カーボンの厚みが薄い!そして正方形に近いですね。
逆にレーザーラッシュはカーボンの厚みも分厚くみえ、丸に近い形状をしています。
この断面形状の違いが打球感の違いを生む一つの要因といえると思います。
外見からでもわかるレベルですが、断面を見ると改めてなるほど、と思わされます。
そして、今回注目していただきたいのは黄色で囲った上の部分。
一枚目の写真でみていただいたようにフレーム断面形状が違うために、ウレタン成形形状が結構違うんです。
上記写真では、ふたつのグリップの太さ自体も違うので正確な比較にはなっていないのですが、フレームによって立ち上がり方が違います。
Fレーザーとネクシーガのグリップ、同じ既製品の2でも違う、とボレーの時にグリップを短く持つ方からたまにお話がありますが、人差し指の引っ掛かり方が微妙に違っているのかもしれません。
いつも1とか2とか、ノーマルとかプレーシフトとかっていうグリップサイズは、立ち上がりの話ではなく、グリップエンド近くの話なのでほとんど話題になることはありませんが、実はちょっと違う。
特にわかりやすい2機種がでてきたので、小話として。
ラケットの機種を替えた場合、この立ち上がりの形状については慣れるしかないのかもしれません。
ではでは。
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