X5Sの逆張りと5300の比較【ゆるく】【でも長文です】
2018/06/03
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剛戦X5Sの逆張りを試し中。まだまだわかりませんが…
先日ネタにしていたX5Sの逆張り。
まだ軽く試しただけですのでとりあえずの感想となりますが、何点か書いていこうと思います。
まず、試している目的とは…
・5300よりも飛びを上げたい
・打ち負けにくくしたい
などなど。
気持ちよい打球感や自身の力で打ち込んでいく際にしっかりと力を込めることのできる、当店のベストセラー5300。
この打球感が好きだけどほんの少し飛びを上げたい、だったり、打ち負けにくくしたい、というニーズはやはりあって、
例えば打ち込むときのパワーを上げたいからテックパワー、ちょっと打球感をハードにしたいからテックガットスーパー、など、
いろいろとテックの中で5300を中心にシフトしていく方は一定の層いらっしゃいます。
テックパワーは細ゲージのために弾き感がよく、テックの中では反発性能が高いために一定の人気があります。
また、テックガットスーパーは芯となる糸がポリエステルのため、弾きと球持ちのバランスが絶妙です。
先日ゴーセンさんの担当との話の中で、硬式トッププロの縦ナチュラルの話がでました。
いわゆるフェデラーパターンというやつです。
通常はメインポリエステル×クロスナチュラルが普通だったテニスのハイブリッドパターンの中で、
フェデラー選手はメインナチュラル×クロスポリエステルのパターンを愛用しています。また、近年では錦織選手もそのパターンとなっています。
そもそも硬式のハイブリッドの理由はなにか、というと…
メインクロス共ポリの場合、しっかりとスピンがかけられる反面、打球感が硬くなり、飛びが落ちる傾向にあります。
(ここ最近は柔らかいポリも増えていますが…)
硬い打球感の緩和、それに加えて飛びの向上。
他にももちろん理由はありますが、その2点を目的としてクロスにナチュラルストリングを持ってきています。
メインナチュラルの場合、スピン量は減るものの飛距離が出やすく、さらに打球感がマイルドになるというメリットがあり、スピン量を意識すると言うよりも、ボールのタッチ感覚を重視し、ボレーなどでも使い勝手の良さが欲しいオールラウンドにプレーする人にオススメしたい組合せになります。
※傍線部はwilson web magazineより引用させていただきました。
長くなりましたが、ちょっと話を戻して、
もちろんこれはソフトテニスに全て当てはまりはしませんが…
X5Sは本来、ポリアーメットの硬さや飛びの悪さを緩和するために横に5300を入れています。
それを逆にしてみると、縦に5300を持ってくることになるので、フィーリングとしては5300が主になります。
横のポリアーメットの硬さで打ち負けにくさや飛びの確保ができるのかな、という狙いです。
軽く打ってみた結果として、多分好みがかなり分かれるのだろうな、という予想はできました。
5300単体のときに感じられる絶妙なフィーリング(打感)が、横にポリが入ることで不要な硬い打感がプラスされ、5300のヘビーユーザーにはもしかしたら受け入れられないかも?という感想を持つ反面、打ち応えやシャープな打球感はポリが入ることで出てくると感じています。後は弾き感。飛び、ですね。
もちろんメインが5300ですので、5300本来の打球感も感じることができます。
ポリガットの難点としてはテンションキープが難しいという点がありますので、第一印象のみではなく、じっくり使用してみて感覚がどのように変わっていくのかという部分まで含めておすすめするまでにはいろいろと考えていく必要はありそうですが、とりあえず試してみたい!という方には面白い組み合わせとなるかもしれません。
一応はストローク中心の方にハマりやすいかな、とは思いますが、前衛さんでも試してみたい方は是非。
そんな感じでゆるく書いてみました。
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