BADMINTON(バドミントン) SOFT TENNIS(ソフトテニス) TABLE TENNIS(卓球) TENNIS(硬式テニス)

シューレースの締めすぎもあまりおすすめはできません。

2025/11/21

スポンサーリンク



大会がお休みの期間中に、シューズの履き方の見直しも是非。

シューズ関連で立て続けに書かせていただいたのですが、シューレースの締め方について気になることが多いので、この機会に改めて。

昨日は練習外での緩めすぎはあまり良くないかも…とお伝えしましたが、反対に、プレー中の締め"すぎ"も足にとってはあまりよくありません。

様々な理由がありますが、一番大きな理由としては、足甲が過度に抑えられてしまうことで、足の上下運動が出来なくなってしまい、土踏まずが機能しにくくなるためだと考えています。

土踏まずの機能が低下することで、足裏のバネ機能が低下したり、もしくは安定感が低下したりすることで、結果的にパフォーマンスを低下させることに繋がってしまいます。

理想的な締め具合は、例えばこんな感じです。
紐を緩めた状態で、趾(あしゆび)をぎゅっと曲げて足甲が上がった状態を作り、その状態でしっかり順番に締めあげていく。
ちょうちょ結びを作る前に趾をまっすぐにして、最後(足甲側)を改めて締め直し、ちょうちょ結び。
そうすると、足甲に少しのゆとりができ、過度な抑えつけも発生しないはずです。
一度試してみて下さいね。

 

思いっきりシューレースを締めている方に理由をお聞きすると、おおよそ下記のようなお話をいただきます。
※逆に、緩めでプレーされる方は、締め付け感がない方が良いという理由が多い気がします。

・緩く締めているとシューズの中で足が動く感覚がするから
・思いっきり締めた方が安心するから
・踵が浮く感覚があるから
etc...

シューズのラインナップが限定的なため、全てシューズの形で解決できないのが現状ですので、上記理由はよくわかるのですが、シューレースの役目は幅の調整ではなく、どちらかというと足甲に適度なフィット感(少しの圧迫感)を与えるものだと考えています。

そのため、まずは出来る限りご自身の足幅(足囲)にあったシューズを選定するのが一番だと思います。
(足幅が緩く感じるから、より締めるのだろうと思います。)

足幅が狭い方は、シューレースの通し方を工夫することでシューズの中の空間を少しでも狭く感じるように調整も出来ますし、取り扱いメーカーの中から、少しでも足型にあったものをご提案させていただいております。

 

とはいえ、足の感覚も人それぞれ。

足幅が広いと思います、とお越しいただいて足幅が非常に狭い方もたくさんいらっしゃいますし、足幅が圧迫されているとこちらが感じても、あえてそのようなシューズをお買求めの方もいらっしゃいます。

あくまでも基本をお伝えさせていただき、実際に試した上でどうすべきか。

まずは考えていただくきっかけになれば良いと思っています。

 

シューズに関して立て続けに書かせていただきましたが、これにて一旦終了。

また、長らくお休みをいただき、ご迷惑をお掛け致しました。
明日から営業再開致します。

たくさんのご相談をお待ちしております。

それでは。

The following two tabs change content below.
アバター画像
兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。

-BADMINTON(バドミントン), SOFT TENNIS(ソフトテニス), TABLE TENNIS(卓球), TENNIS(硬式テニス)