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【色・デザインでラケットを選ばないために】ネクシーガ50/70/90比較 G編【NEXIGA】

2017/10/12

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ネクシーガ-NEXIGA- 50/70/90 G編

色・デザインでラケットを選ばないために!

知っておいていただきたい、自分でも調べることのできる

50:中級向け

70:中上級向け

90:上級向け

モデルの違いとは!

書くよ!

最終回は後衛向けG編!GはグラウンドストロークのG!しっかりストロークモデルです。

この情報ってどこで手に入るの?

ということですが、春に発売されるヨネックスカタログのスペックチャートに載っています。

スペックチャートって結構便利です。

【注意点】
※1 (尚、導入文はV・S同様。)
※2 (以下比較はネクシーガ50/70/90Gのデータに基づくためシリーズによって規格は異なります。)
※3 (ブログでの用具相談はお受けしておりません。コメント内容は精査した上、返信しない場合もございます。)

フェイス面積【inch2

まずは、ラケットフェイス面積。

50:90inch2

70:90inch2

90:85inch2

上級向けに関してはフェイス面積が小さくなります。

(一般的な話として)フェイス面積が小さいほどボールが飛びにくくなり、スイートスポットが小さくなります。

ではなぜ上級向けが面が小さいか、というと、しっかりスイートスポットにボールがハマると締まったいいボールが飛ぶから、ですね。

スイングスピードの速い方は、面の大きいフレームだと逆にフレームが柔らかすぎてボールの威力が落ちてしまうこともあります。

全長【mm】

次に全長。

50:710mm

70:700mm

90:690mm

となります。

710mmって、かなり長いです。

中級向けにいいのか?というと、UXLだったらいいのかな、と思っています。

710mmモデルは○○級、という風に簡単にいうのが難しく、上級者の方にもファンがかなり多いです。

しなりがほしい、という方は結構多い。

【妄想記事】Nexiga 50GのUXLが入門に最適なのでは?という件

50Gとか70Gを中学生の方が使われるときは、結構しっかりめにお話をさせていただき、カスタムでバランス調整することも視野にいれ、大切に販売しています。

バランスポイント【mm】

その次に静的バランス。(スイングウェイトは平均値がありません。あくまでも止まっているラケットのバランス位置のこと)

50:(UXL)300mm/(UL)295mm

70:(UL)295mm/(SL)295mm

90:(UL)295mm/(SL)295mm

後衛向けフレームって、重さによってバランスが変わらないんですよね。(UXLのみ例外ですが…)

だから、単純にUL→SLは重さが上がるって感じです。

イメージしやすいですね。前衛向けは重量を上げるとどうしても操作性が気になるという部分がでてくるため、バランスを少し先軽にするのでしょう。

ちなみに、通常の1本シャフトからエナジーブラストに変わってから平均して5mm先が軽くなっています。※これも500は例外として。

Gのコンセプトとして、一本シャフトで対応できない速い展開に、コンパクトなスイングで、なので、この先軽は必然。

搭載テクノロジー

搭載テクノロジーは?というと、シリーズ通して同じです。

素材

大きな違いは、ここ、素材。

50シリーズではバイブスレイヤーカーボンが使用されていますが、70/90シリーズは未使用。

70G/90Gにはその代わりにゴムメタルが使用されており、90Gにのみマイクロコアという芯材が搭載されています。

Gシリーズは、50、70、90と、全長が変わって、面のサイズも90は変わって、さらに素材は全部違う、ってことで、結構ややこしいです。

(50はめっちゃ鞭みたいにしなり、70はちょっとハードになって、しっかりと芯を喰わないと変な振動が来る。90をしならせるためにはかなりのパワーが要る、、、

って、これは感想なので、今回の本題ではありません。。。)

 

 

まとめ(じゃあこのデータをどうやって使う?)

じゃあ結局このデータはどうみたらいいのか?ということですが、

例えば

今50シリーズを使用していて70シリーズに持ち替えたいな、と思っているときに上記5項目(特に上3つが中心ですが)を見ることで、持ったときのイメージがしやすくなります。

全長が短く、バランスポイントも先が軽くなるから持ったら軽く感じるかな?とか、素材が変わって打球感はどれくらいハードになるのかな?とか。

 

あとは、

違うメーカーのラケットや違うシリーズのラケットを使用していて、ランクは上げずに横移動したいときに、フェイス面積、全長、バランスポイントが同じモデルを探したり。(異なる場合はカスタムフィットで対応できる限りは対応する。)

 

みたいに。

ここまで調べてもらっていて、実際に店頭で

「こんな感じかと思うんだけど、実際どう変わりますか?」

って聞いていただくとすごくスムーズ!(そこまでしてきてね、って意味ではありません…笑)

 

ややこしやー、なG編でした。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。

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