球持ち系と弾き系で【打感】はどう変わる??【柔ラケシリーズ第2弾】
2018/01/23
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球持ち系と弾き系で打感ってどう変わるのかを考える。
上記記事の第2弾。
上記記事で、以下の写真を掲載しました。
ヨネックスのネクシーガ50シリーズとFレーザー5シリーズです。
ネクシーガ50シリーズは…いわゆる球持ち系
Fレーザー5シリーズは…いわゆる弾き系
中級向けといってもいろいろあるわけですよね。
じゃあ打感はどうなってるのか?ということをザクッと解説します。
※一般的な話になりますので、モデルによってもちろんかなり変わります。いつも口を酸っぱく言いますが…あくまでも参考に。
球持ち系は打感は柔らかく、重い?
まずは球持ち系について。
打感に関しては、弾き系に比べてフレームが柔らかく感じることが多いために、柔らかいことが多いと思います。
…なのですが、逆にしっかり球を持つために、やや重さを感じるかもしれません。
今日日のフレームは球持ち系であっても弾き系であってもバランスよく設計されていることが多く、その境界線はなくなりつつありますが、言葉にするのであれば
柔らかい打球感、でも球を持つため、(打つ球が重ければ重いほど)重さを感じやすい
という表現がぴったりな気がします。
ネクシーガ50シリーズに関していえば、バイブスレイヤーカーボンのおかげでいやな振動は少なく、打球感も柔らかく気持ちいい。
その中にシャフトのしなりがあるために相手の球に勢いがある場合は重く感じる、という具合。
弾き系は打感は硬く、軽い?
となると、弾き系は逆なわけです。
打感が硬い、というのは、シャフトのフレックスの問題。
ヨネックスのレーザーシリーズは揃ってシャフトのフレックスが硬め。
シャフトが硬いために球持ち系のネクシーガシリーズよりもしなりを感じにくく、打感は硬いことが多いです。(フレーム厚の関係もあります。)
ミズノのジストゼロシリーズに関してはフェイスで弾かせるイメージで、シャフトは細くしなりを出しています。これはヨネックスがしていないフレーム設計。
例えばシャフトが硬いと、フレームのキックポイントがフレーム上部に移動し、しなりが抑制され、速いテンポでボールを弾きだしてくれます。
球持ち系が球の勢いをやや殺しつつ手元でのコントロール性能を高めるのに対し、弾き系は球の勢いを残したままはじき返す。
球持ちの時間が短いために打球感は軽いことが多い、とこうなります。
結局どないなん?…というと
実際、上記感覚は当店スタッフによるもの、あとはお客様との話の中で。
長いソフトテニス競技の中では、両方とも一度は試していただきたいものです。
ざくっとお勧めを書かせていただくと…
ボールを飛ばすパワーがない方は弾き系
結構振れるよ!という方は球持ち系
です。
競技を続けていくうちに好みが分かれてきますので、まずはえいやっ!と決めて使ってみる
これにつきます。
店頭でご相談も常時受付しております。
ではでは。
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