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選手がたくさん着用/使用しているから必ず正解…ではない、と思います。【自分にあった用具を探求】
2019/09/17
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MGCではピンクシューズが目立つ!
ちょうど先日、東京オリンピック選考レースであるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)がテレビ中継されていました。
男子のレースをちらっと拝見していましたが、足元がみんな同じ色。
大迫傑選手が日本記録を更新した際に着用していたことで話題になったナイキの厚底シューズの改良版(最新作?)だそうです。(ヴェイパーフライシリーズですね。)
当店、ナイキシューズは取り扱いがないため、詳細はわかりませんが、これがめちゃくちゃ売れているようです。
あれだけ着用選手が活躍すると、これはすごい!となったり、あ!この色いい!となったりするようです。その気持ちはすごくわかります。
(ちょっとほしいですもんね。ほとんど走らないくせに。今はアシックス一筋です。)
ちょっと話を変えて、
同様に、テニス界やバドミントン界、卓球界でも選手が着用しているから、選手が使用しているから、ということで用具を選ばれる方が割といらっしゃるように思います。
(あくまでも"割と"です。
それが過半数を超えてくるとちょっとヤバいかも、、、と思っています。
ざくっとお伝えすると、選手使用用具=イメージとしてはピーキー。
全てがそうではありませんよ。
あくまでもイメージ。)
憧れの選手に近づくため、用具に目を向けてくれることは非常にうれしいのですが、例えばわかりやすく卓球で考えてみると、
選手が使用しているから、と非常に高価なラバーを中学生が貼っていくことがあります。
(実はそういう場合はめっちゃ止めています。)
・・・上記、まだ発売していませんが、おそらくそうなるであろうラバーです。市場価格では9000円を超えてくると思います。
高価なラバーだと長持ちするのか?
結局は用具は使用することでダメ(劣化してきます)になっていきますし高価な用具を消費期限を超えて使用するよりも、もう少し価格を抑えめにして、新鮮な状態で長くプレーされることが上達の近道なのではないかと考えています。
硬式テニスはそのあたりがよく考えられています。
よくよく見ないとスペックがわからないようになっています。
同じコスメで多数のスペックを展開してくれていると、
この選手のモデルが使いたい!
→スペックがたくさんある中からこれだったら使いやすいかな?というものを選べる
→背伸びしすぎないチョイスが可能!
のような感じ。
見た目は同じにできてしまうのが魅力だったりします。
ソフトテニス、バドミントンはなかなかそういうものがないので・・・
ハイエンドモデルを使用している憧れの選手に近づきたい、とハイエンドモデルを使用されて、プレーが・・・という場合がちらほらとあるわけです。
そのように相談をいただくこともありますが、どうしようもない場合もあります。
と、わかりやすくラケットで例えましたが、シューズでも同じだろうと考えます。
色々な特徴があるシューズがいろんなメーカーから発売されていますし、足幅も多数展開してくれるようになりました。
(実はスリムラストの方は多いのですが、スリムラストのシューズって本当に売れません。だからなくなっていくんですよね。)
足にぴったりとあったシューズが大前提で、後は何を取るのか?安定性?軽量性?フィット感?
出来ればデザインは二の次で、足重視で選んでいただきたいなと思います。
選手に近づくために、用具から入るのではなく、まずは身体づくり、日々健康に過ごし、技術を磨く。
これが一番です。
社会人の方で、趣味で競技をされる方にとっては、選手使用用具をいっとこう!は大いにありです。
目的によって用具の選び方を考えていただきたいな、と、MGCを見ていて勝手に思いましたので記事にしてみました。
一週間の幕開けです。頑張りましょう。
ではでは。
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