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スペック選びは難しい。

2020/12/09

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おひとりおひとり感覚が違うから、答えが違うものです。

(バランスポイント的な)ヘッドライト、ヘッドヘビーの一つの考察的な何か。

常連様より、バランスと重量についてのご相談をいただきました。

これ…非常に難しい。

 

例えば、硬式テニスラケットにおいては、重さ/バランス違いで様々なモデルが発売されます。

超!有名どころですと、バボラのPURE DRIVE。

315g 315mm...TOUR
300g 320mm
285g 320mm...TEAM
270g 330mm...LITE
255g 330mm...SUPER LITE

同じ形で5種類、重さとバランスが異なるモデルが発売されます。
※硬さを表す指標である、RA値は、TOURのみ74で他が72です。
※gは全体の平均重量、mmは平均バランスポイント

 

300g 320mmと285g 320mmを比較すると、バランスが同じで重量が軽いんだから、後者の方が軽そう!とわかるのですが、

285g 320mmと270g 330mmを比較すると、これ、どっちのが軽いの??と重量とバランスポイントのバランス(なんか変な日本語…)に理解が出来ない部分が出てきます。
(ここでスイングウェイトも効いてきますが、わけわかんなくなるので、ここでは省きます。)

色々な方とお話していく中で、このような2機種においては…こういう風に表現される方が多いかな?を書いてみると…

・バランスポイントが多少重くても、全体重量が軽い方が疲れにくい

・全体重量が重い方が、押し負けにくい感じがする

・重いとボールも重くなるけれど、疲れてきたら棒球がとたんに増える

こんなところでしょうか。

 

なんとなく思うこととして、体の成長に合わせて、ラケットの重さは上げていくのですが、

ソフトテニスにおいては、UL規格/U規格(240g程度)が主流。

硬式テニスにおいては、なんだかんだ言っても、300g~305gが主流。

となっています。
※男女、年齢を一切省いて、とりあえず売れている数だけで書いています。女性になると重量は軽くなる傾向にありますが、ソフトテニスは男女共、ULがかなり多いです。
硬式テニスですと280g~290gが多いです。

重量に関しては、重すぎても軽すぎても特徴的にとがってしまうので、用具を突き詰める方はそのようなパーソナル的なスペックを使われるものの、とりあえず無難なのは?と聞かれると、上記のようにお答えすると思います。

 

で、バランスは?と聞かれると、ラケットの重みでボールを飛ばしたい、という方は先が重めのものをチョイスされますが、コントロール性能であったり、自分でしっかりと振っていきたい方は先が軽めのものをチョイスされます。

突き詰めていくと…305g 315mmと300g 320mmはどっちの方が良いのか…という細かな部分に入っていくと思います。

感覚的な正解はプレーヤー本人にしかないと思うので、色々と試しながら、「これだ!」なスペックを見つけていただければ嬉しいな、と思います。
(サーブ、ボレー、ストロークetc...色々なプレーに対してバランスが取れたものを選ぶのか、何かに特化したものを選ぶのか、ですね。)

後加工での調整は出来ますが、ソフトテニスな方はカスタムフィット/スペシャルチューンですと、はじめから狙いのスペックに仕上がってきますの(もちろん誤差はあります)で、おすすめです。

 

ということで、スペック選びは難しい...なんて話でした。

 

ではでは。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。

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