久しぶりにご依頼をいただいた、10ポンドポリ。
2022/05/24
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そして、20ポンド程度の張り替えは完全に市民権を得た気がします。
先日、久しぶりに10ポンドでのポリストリングの張り替えのご依頼をいただきました。
もともとかかっているテンションが低いため、少しでもテンションを逃がさないよう、様々な箇所で細かな工夫を凝らしつつ、張り上げをさせていただきました。
10ポンドで張るとどうなるの・・・?
2019年ごろ、一時期結構流行りまして、当店でも試打をした覚えがあります。
フィーリングは、どことなく1本シャフトであったり、もしくはウッドラケットであったり。
独特な振動があったことを覚えています。
今となって思うことですが、ストリング面の安定性って、ラケットフレームだけでなく、もちろんストリング面がどの程度しっかりとしているかにも依存しています。
独特な振動とぼよーんという感覚と、なんだかしなっているような(暴れているような?)感覚は、ストリング面がフレームに影響を与え、相互作用的に生じたもの。
そこから出ていくボールが、個々のプレーに対して、良い方向に作用しているのであれば、周りに左右されず、やっちゃってイイ!
となると思います。
もっとも…しっかり目のフレームに、10ポンド後半~20ポンド前半でストリングを張り上げる組み合わせについては、男子高校生からよくご依頼をいただきます。
現状、ソフトテニスラケットの推奨張り上げテンションは、20-30ポンドと記載されるか、25-35ポンドと記載されるか。
おそらく、表記上の下限値や上限値はなかなか変わらないんじゃないか、と思います。
35ポンド以上の張り上げについては、フレームによってはちょっと厳しそうだな…というケースもあるのですが、ローテンションの場合、張り上げ時にフレームに与える影響は少ないと思います。
ただ、打球時に加わる力的には、どちらの方がフレームへのダメージが大きいのか?
…はなんとも言いかねる部分になります。
打球時の力を加える時間が長いのはローテンション。
面内パンパンに張力がかかったフレームで何度も打球するのはハイテンション。
なんとも比較が難しいですね。
お伝えしたかったのは…
何事も、自由であってイイ、ということ。
もちろん、ご自分のプレーにしっかりとフィットしていることが大切です。
ということで、今日はこのあたりで。
では。
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