最近の重量事情は?
2025/01/28
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毎年のように、"重量感(重量観)"が変化してきているように感じます。
昨日、ソフトテニスラケットの春入荷分のご案内をさせていただきました。
ちょうど発売するモデルが、中学生のファーストポジション向けラケットとしてご案内させていただくものばかりですので、この度の当店の発注サイズについても少し書いてみようと思います。
50/5クラスであっても、2019年以前は圧倒的にUL(U)サイズが全盛だったのですが、部活時間短縮や練習日数削減により、プレーヤーの皆さんの練習量が少なくなっていることもあり、ここ最近では、UXL(X)比重がかなり高くなってきました。※UL:235g前後、UXL:220g前後
(また、初心者向けモデルが年々軽量化していることも要因のひとつであろうと思います。ガット張り上げなしの状態で200gを切るため、いきなりULへのステップアップは少し負担が大きいと思います。)
特に、02ジオブレイク50シリーズやボルトレイジ5シリーズの新デザインについては、UXLとULの比重がほとんど半々になるくらい、もしくはUXL比重が高めになりました。
個人的には、ULサイズが重量とバランスポイントのバランスが取れていると考えていますが、無理なくステップアップしていただくためには、UXLサイズで一旦様子を見ることは大切であろうとも思います。
せっかくプレーしていただくのですから、まずは楽しんでいただくことが一番。
徐々に競技にのめりこんでいくと、知らず知らずのうちに要望も増えてくるものです。
たとえば、
しっかりラケットが振れてきたから、もうちょっと重くてもよいかも?
学年が上がって、押し負ける場面がちらほら…もうちょっと重くしてみようかな?
など。
もちろん逆も然り。
"どちらの重さが正解"というような絶対的な指標はありません。
より細かく重量やバランスについて考えていただくために、各メーカーのイージーオーダーも準備があるわけです。
もちろん、クラスが上がると、(サイズ展開が変わることもあり)重いラケットの需要がグッと高くなります。
(ミズノさんはPROクラスまでX規格を準備されていますが、フレームがしっかり硬いので、こちらも需要はあります。)
どんな重さが適性?
せっかく高額なラケットをお買求めいただくので、グリップサイズ・組み合わせるガットと共に、お気軽にご相談ただければ幸いです。
それでは。


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