できる限りは同じストリンガーが張りたいと思っています。
2023/05/26
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張りのパターンは同じでも、やっぱり手作業ですので。
硬式テニス業界ではよく聞く言葉に、こんな言葉があります。
「same racket,same stringer(,same machine)」
(可能な限り)担当したラケットは同じストリンガーが張り上げる、といった言葉です。
例えば、ソフトテニスの大会であっても、私がお手伝いをさせていただいたゴーセンさんのブースでは、大会期間中、同じ選手から複数ラケットが持ち込まれた場合、同一ストリンガーが張り上げるようになっています。
(これも、もちろん可能な限り、ですので、状況に応じて、臨機応変に対応をしていると思います。)
マシンや張り上げるパターンが同じであっても、手作業が入ると、どうしても張り上がりは(微妙に)異なってしまいます。
当店においても、それは同じだと思います。
当店はストリンガー2名体制となりますが、張りのパターンは同じでも、手作業の部分がどうしても異なり、張り上がりは微妙に違うと思います。
(明確に違うわけではなく、あくまでも微妙な差です。)
そのため、特に大会前などにおいては、多少お時間をいただいても、同じストリンガーが仕上げるように心がけています。
お客様から
「変わらないでしょう?」
と言われることもあるのですが、勝負事ですので、できれば験を担ぎたい・・・
と勝手に思っており、少しでも違和感なくコートに入っていただきたいため、時間的にどうしても・・・というケースや、ストリンガー不在(配達や休暇など)のケースを除き、ご説明させていただいた上で、張り上げをさせていただいております。
ただ、前回張り上げたのが半年前、とかだと、時間の方を優先する場合もあります。
あくまでも定期的にメンテナンスをされているお客様において、という前提付きです。
エゴも入ってしまうかもしれませんが、せっかく張り替えにお越しいただくのだから、ご提供できる限りのことを、と考えています。
ちなみに、どちらが張ったのか、はテンションシールを2色ご用意しておりますので、色で見分けがつくようになっています。
今更ながら、ストリンガーについてでした。
では。
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