春なので、久しぶりの張り替えに。
2025/04/08
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ラケットの状態が気になることがしばしば…
ありがたいことに、今年の3・4月は、コロナ禍~コロナ明け久しぶりに、非常に張り替えのご依頼が多くなっています。
連日、本当にありがとうございます。
定期メンテナンス(毎月~2ヵ月に1回)にお越しの方はもちろんのこと、久しぶりにラケットのお手入れをしようかな?という方も多くなっています。
ラケットのお手入れにお越しいただけること自体は非常にうれしいことなのですが、何点か気になる点が。。。
まず一つは、オーバーグリップが汚れすぎているということ。
百歩譲って、ストリング張り替えは半年に1回でも良いとして(本来、良くはないんですよ?)、オーバーグリップは定期的に巻き替えをしていただくべきだと思います。
冬と春で手の質感は変わっているでしょうし(私はまだアカギレしています。なんで?)、オーバーグリップが滑りまくって、リプレイスメントグリップが破れていたり、リプレイスメントグリップも破れてしまって、ウレタンが見えていたり…
かなり悲しい状態になってしまっているラケットを比較的多く拝見します。
衛生的にもよくないと思いますので、まずはオーバーグリップの状態を清潔に保っていただきたいと思います。
加えて、エッジガードも、ストリング張り替え時以外で貼り替えされていない方が多いように感じています。
エッジガードの寿命はそれほど長くなく、あくまでも擦り傷を防止するレベルの耐久性しかありません。
クレーコートでプレーしていると、どうしても砂が噛んでしまって、徐々にエッジガードが外れてきてしまいます。
外れたからそのままにしておいた、という方が意外と多いのですが…
エッジガードなしで地面に擦られたラケットを拝見すると、表面塗装が全て剥がれてしまい、カーボン層がむき出しとなり、ひどいものですと、カーボン層も削れてしまっており、空洞ができているものも…
ラケット寿命を延ばしていただく上でも、エッジガードのこまめな貼り替えは必須だと感じています。
最後に、ラケットの取り扱いについて。
この時期は、初めてのポジション向けラケットをお買求めにいらしていただくお客様も多いのですが、もともとお使いのラケットを拝見させていただくと、
プレー&ボール拾いではそこにたくさん傷は入らないかな…?という箇所にたくさん傷があったり、塗装が剥がれていたり、ひどい場合は折れてしまっているケースもしばしば。。。
エアライドやテクニクスは、まずはラケットの取り扱いを身に着けよう!というラケットなので、たくさん傷があっても大丈夫(?)かもしれませんが、ポジション向けラケットの相場って、ここ数年で5000円ほどは上がっていると思いますので、より大事にしてほしいな、と感じてしまいます。
販売店としては、ラケットがたくさん売れたらそれでいいじゃないか!という意見もあるかもしれませんが、道具を使用するスポーツは、道具を大切にお使いいただいてこそではないかな?と思います。
ラケットが折れて使いものにならなくなる前に・・・
せっかくの春ですし、ラケットのケアを今一度見直していただきたいな、と思います。
それでは。


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