ポリアクションプロ。ほぉ・・・
2020/05/10
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ガットの選手モデル、とはなかなか珍しいものです。
ポリアクションプロ、が6月末ごろに発売となるようです。
まずはメーカー説明から。
【メーカー説明】
■パワフルなドライブを繰り出す5角形の断面形状コントロール性とボールスピードを強化
POLYACYION125と同様の5角形の断面形状を採用。
5角形にすることで、ボールへの引っ掛かりが増し、威力のあるドライブを繰り出せることに加え、素材の配合を調整して柔らかさを出したことで、球持ち(たわみ量)は3.2%、反発性(ボールスピード)は2.2%向上し、衝撃負荷は1.4%軽減※。
船水選手の求める正確なコントロール性と反発力を活かしたスピードボールを可能にします。
※弊社調べ。POLYACYION125との比較
船水颯人プロモデル、と呼んで良いのだろうと思います。
メーカー説明を読むに、ポリアクション125よりも物性的には柔らかい、と読めますが、ポリエステルは色でも感覚が変わるという方が多く、GツアーSにしても、ポリアクション125にしても、好みの色は決まっているように思います。(もちろんナイロンでも同様ですが。)
この、メーカー説明の「わずか数%」がプレーヤーの感覚的にどう転ぶか、ですよね?
データで反発性が向上しているのは、物性が柔らかく、たわみ量が増大したことで、たわみ戻りが大きくなった、ということだと思います。
衝撃不可が低減したという部分が、球持ちとの関連性があるのかないのか、は何とも読めませんが、とにかく、ポリアクション125と比較して、柔らかく反発が上がって、かつ衝撃も少ない、ということですよね。説明を読むに良さそうだな、とそう感じます。
本ガットは、現在ポリアクション125を使用されている方が試されて、ポリアクション125から移行されるのかどうか?が焦点になってくると思っています。
それに加えて、颯人プロモデルだから使いたい!という方は非常に多そうなのですが、ポリはポリです。
硬いです。こちらからはおすすめしません。
ですので、しっかりと力のあるプレーヤーにこそお使いいただきたいと思っています。
初回は結構出そうだと思っていますが、リピートが従来通りポリアクション125なのか、プロなのか、そこを注目していきます。
ちょっと話は逸れますが・・・
ここ最近、ヨネックスさんにしてもミズノさんにしても、広告塔がしっかりと居ることで、プロモーションがどんどん選手絡みになってきているので、怖い部分があるよなぁ・・・と思っていたりします。
ラケットにしてもシューズにしても、これは選手モデルだよ!というプロモーション手法は、販売数を伸ばしたり、製品にイメージをつけるには非常に有効なのだと思うのですが、
選手が使っている≠誰でも使える良い製品
ということを伝えていかないとなぁ、と思っています。
広告塔の選手のプレースタイルは?
そのような選手が使っているということは自分自身には適しているのだろうか?
etc...
特に中学生の方に多いのですが・・・(ラケットの違いが感覚的にしっかりとわからない中で)あこがれの選手が使っているから使いたい、はちょっと危険な場合があったりします。(無理をすることで体を壊してしまう場合もあるでしょう。)
高校生以上になると感覚も研ぎ澄まされてきますので、モデルが合う合わない、の選択に関してはあまり心配はしていませんが、成長期の方にとって、硬いフレーム、硬いガット(ナイロンモノの硬いものであったり、ポリ)はこちらからどうぞどうぞ!と大手を振っておすすめできるものではありません。
周りの方とよく相談の上、ご検討いただければうれしいな、と思います。
試打できる環境があれば試打されるのも一つです。
横道に逸れました。もちろん用具選びに正解はありませんので、色々検討された上でハイエンドモデルになる場合もあると思います。
総合的に考えて欲しいな、ということでした。
ということで、余談も含みましたが、ラケット同様夏には注目を浴びそうなポリアクションプロのご紹介でした。
ではでは。
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