グリップ力をもうちょっと引き算すると、ウレタン系コーティングになると思います。
2022/03/23
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このあたりも人気どころ。
ここ最近、ソフトテニスの張り替えが多くって嬉しくなってしまい、ソフトテニスな話題を連投しています。
部活ができないともちろん張り替えもありませんので、2月は書くに書けない日々でしたが、これからどんどん盛り上げていきたい、と思っています。
(もちろんコロナ感染には十分注意しないといけません。)
昨日一昨日と、各メーカーのグリップ力が強い特殊コーティング系ガット・ストリングについて取り上げましたが、そこから、もう少しグリップ力を引き算して、それでもややグリップ寄りのストリングを改めてご紹介。
↑上記も是非参考にしてみてください。↑
コーティングで話をすると、多分、この二つになると思います。
共通点は、ポリウレタン系のコーティング。
ポリウレタン系コーティングって、硬いのから柔らかいのまでバラエティに富んでいます。
ヨネックスさんのストリングは結構硬めな印象が強い(ポリウレタンコーティングの話)です。シャープとかスラッシュとか。
(マルチ系ストリングにもポリウレタンコーティングはよく使われていますが、ここではモノフィラメントだけ取り上げます。)
スラッシュはグリップ力というよりは引っかかりになると思いますので、ここではシャープ。
素材的な柔らかさと、コーティングの一瞬の球持ちで、S-FANGほどではありませんが、ややボールをホールドする感覚のあるストリングになります。
ガムシリーズ、S-FANGほどのピタッと止まるホールド感はいらないかな、となると、シャープは試す価値のあるストリングになります。
(ミクロパワーについては、シャープよりも爆発力があるので関係性が少しムズカシイのですが、表面のグリップ力はミクロパワー、素材的な柔らかさを加味して、シャープの方がコントロール性が高いように思います。
スイングスピードが速くなってくると逆転するかもしれません。)
で、当店的に、シャープよりもグッと掴むのが、柔らかいポリウレタンコーティングを施してくれているモノスピード。
ピタッとボールを止めるというわけではないのですが、モノの中ではホールド感が出やすく、スピードとコントロールのバランスが良い感じだと思います。
(面として掴んでくれる感じ)
少し余談ですが、MSフォースは、芯糸を少し細くし、モノらしさをややなくしたモノフィラメントになります。
こちらもフィーリングは柔らかめで人気のガットになりますが、コーティングでのグリップ力という観点からは少し違うかな?と思い、今回は取り上げませんでした。
グリップ力を演出するための手法が、ガットやストリングによってかなりバラエティに富んでおり、結局どれが一番合うのか、については試すしかなく、迷宮入りしがちなのですが、それこそがガット選びの奥深さ・楽しさだと思います。
いろいろと相談させていただきつつ、より良い組み合わせを探すお手伝いができれば嬉しいな、と思います。
春の張り替え、お待ちしています。
では。
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