ソフトテニスでも角切れをちょくちょく見るようになりました。
2023/05/17
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プレー以外でフレーム削らないで下さいね…
絶賛大会シーズンとあって、ガット張りのご依頼が多い今日この頃。
大会前だから張替えに来たよ!という学生さんに混じって、ちょくちょく角切れで張り替えをされるケースが多くなっています。
多くなっています、というと語弊があるかもしれませんが、ここ最近、当店ではタイミングが重なっています。
角切れってなにかというと…
グロメットにほど近い箇所(特にフレームトップに多い)からプチンとストリングが切れること。
※ジオブレイク70Sの画像を使わせていただいたのは、ジオブレイクシリーズで多いからではなく…単純に白色でマーキングが映えるからです。
他意はありませんので悪しからず。
ボールが硬質な硬式テニス(特にポリエステル)
面圧が高く、ストリングへの負担が大きいバドミントン(特にハイテンションにおいて)
の両競技においては、特に冬シーズンに角切れはよく起こりますが、ソフトテニスではほとんど起こることがありません。
硬式テニス・バドミントンではフレームショットが原因となることが多いのですが、ソフトテニスでは多少ガシャってもストリングが切れることはほとんどないからです。
じゃあ何が原因か…?
状態を拝見したり、お話をお聞きしていると、砂や小石、コートの釘(ラインを止める釘)などが原因となることが多いようです。
釘については、プレー中、必死にボールを追いかけていて、運悪く…ということもありますが、砂や小石については、様々なケースがありそうです。
基本的には、砂や小石はフレーム外側から混入し、そこからグロメットの間に侵入し、ショット事にストリングをぎりぎりと削り、あるタイミングでプチン、と切ってしまいます。
プレー中、短いボールを処理するときに削ってしまうのは仕方ないのですが、フレームトップ(12時)の所に、たくさん砂が詰まっていると、「うん・・?」と少し不思議に思います。
※プレー中、よく地面に接触するのは、1-2時、10-11時の位置だと思います。短いボールを拾う際に、これはどうしても仕方がない部分です。
フレームトップとなると、もしかして、ボールを拾うときにフレームが地面に擦れてないかな?
たまにラケットを杖みたいに使う子も見かけます。
もし必死のプレー中以外で、砂や小石がフレームに混入し、角切れしてしまったのであれば、これはちょっと勿体ないかも...と思います。
グロメット自体が傷ついてしまっていると、ただ張替えるだけではまた同じことになる可能性もあります。
ソフトテニスラケット、ストリングも昨今の価格改定の対象となります。
張り替えがたくさんあるのはうれしいですが、当店としても、これは本望ではありません。
ストリングの切れ方が不可解だった場合、プレーを思い返してみて、原因を考えてみていただければと思います。
切れたまま放置しているとフレームの変形が気になりますので、縦横にカットしていただき、ストリングを抜かずにそのまま持ってきていただければ、状態を見させていただきつつ、ご相談させていただけますので、是非お気軽に。
ということで、ちょっと珍しい?ソフトテニスラケットの角切れについてでした。
では。
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