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【色・デザインでラケットを選ばないために】ネクシーガ50/70/80/90比較 S編【NEXIGA】
2017/10/11
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ネクシーガ-NEXIGA- 50/70/80/90 S編
色・デザインでラケットを選ばないために!
知っておいていただきたい、自分でも調べることのできる
50:中級向け
70:中上級向け
80:上級向け(ちょっと特別)
90:上級向け
モデルの違いとは!
書くよ!
第二回は後衛向けS編!
この情報ってどこで手に入るの?
ということですが、春に発売されるヨネックスカタログのスペックチャートに載っています。
スペックチャートって結構便利です。
【注意点】
※1 (尚、導入文はV・Gも同様。)
※2 (以下比較はネクシーガ50/70/80/90Sのデータに基づくためシリーズによって規格は異なります。)
※3 (ブログでの用具相談はお受けしておりません。コメント内容は精査した上、返信しない場合もございます。)
フェイス面積【inch2】
まずは、ラケットフェイス面積。
50:90inch2
70:90inch2
80:85inch2
90:85inch2
上級向けに関してはフェイス面積が小さくなります。
(一般的な話として)フェイス面積が小さいほどボールが飛びにくくなり、スイートスポットが小さくなります。
ではなぜ上級向けが面が小さいか、というと、しっかりスイートスポットにボールがハマると締まったいいボールが飛ぶから、ですね。
スイングスピードの速い方は、面の大きいフレームだと逆にフレームが柔らかすぎてボールの威力が落ちてしまうこともあります。
全長【mm】
次に全長。
50:695mm
70:690mm
80:690mm
90:690mm
50だけが5mm長く、後は690mm統一。
690mmがソフトテニスラケットの基本的な長さです。
中級者向けだけがよりボールを飛ばしやすくするために5mm長く設計していますが、中上級向けからはしっかりとラケットを振れる前提での設計ということでしょう。
バランスポイント【mm】
その次に静的バランス。(スイングウェイトは平均値がありません。あくまでも止まっているラケットのバランス位置のこと)
50:(UXL)295mm/(UL)290mm
70:(UL)290mm/(SL)290mm
80:(UL)290mm/(SL)290mm
90:(UL)290mm/(SL)290mm
後衛向けフレームって、重さによってバランスが変わらないんですよね。(UXLのみ例外ですが…)
だから、単純にUL→SLは重さが上がるって感じです。
イメージしやすいですね。前衛向けは重量を上げるとどうしても操作性が気になるという部分がでてくるため、バランスを少し先軽にするのでしょう。
搭載テクノロジー
搭載テクノロジーは?というと、シリーズ通して同じです。
80にのみ、ドライブクレーター搭載されています。
素材
大きな違いは、ここ、素材。
50シリーズではバイブスレイヤーカーボンが使用されていますが、70/80/90シリーズは未使用。
逆に、70/80/90シリーズで使用されるゴムメタルは50シリーズでは未使用です。
素材によって、打球感が変わるということかと思います。
また、80にのみ、「マイクロコア」という芯材が搭載されています。
スピンオフ:80ってなにがそんなに特別?
ヨネックスソフトテニスラケットにおいて、80というシリーズは結構特別視されています。
ラケット自体の設計が他の3機種と違ったり、そもそも違うテクノロジーを搭載したり。
なので、今回あまり同じ基準で話をすべきではないのですが、一応同じシリーズだったので、同じ感じで書きました。
50/70/90は、中身や全長、フェイスサイズは違えど(もっというと、ストリングピッチとかももちろん異なる。)、同じような形状をしていますが、80は形状自体が異質。
それはi-Nextageの時代もNexitageの時代も変わらず。
なので、すべてが特別。
そんな感じです!
まとめ(じゃあこのデータをどうやって使う?)
じゃあ結局このデータはどうみたらいいのか?ということですが、
例えば
今50シリーズを使用していて70シリーズに持ち替えたいな、と思っているときに上記5項目(特に上3つが中心ですが)を見ることで、持ったときのイメージがしやすくなります。
全長が短く、バランスポイントも先が軽くなるから持ったら軽く感じるかな?とか、素材が変わって打球感はどれくらいハードになるのかな?とか。
あとは、
違うメーカーのラケットや違うシリーズのラケットを使用していて、ランクは上げずに横移動したいときに、フェイス面積、全長、バランスポイントが同じモデルを探したり。(異なる場合はカスタムフィットで対応できる限りは対応する。)
みたいに。
ここまで調べてもらっていて、実際に店頭で
「こんな感じかと思うんだけど、実際どう変わりますか?」
って聞いていただくとすごくスムーズ!(そこまでしてきてね、って意味ではありません…笑)
S編でした。
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