横糸に何入れる?
2023/06/14
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高校生を中心に、ハイブリッドも浸透してきた感が高まってきました。
高校総体県大会が終わり、近畿大会・インターハイに向けて、また、惜しくも敗退してしまった子は来年に向けて、さっそくガット/ストリングの張り替えにお越しいただいています。
次の大会まで期間が空き、また、気温や湿度が変化してくると、ガットの種類を再考するのには良いタイミングとなります。
もちろん基本的にはナイロンガットがメインにはなるのですが、男子高校生で力がある子は、ポリやハイブリッドにどんどん移行していっています。
体の負担を考えると、フルポリやハイブリッドはこちらからはあまりお勧めはしないのですが、ニーズがそれだけ高まっていることに、ラケットの進化/変化(軽くても本当によく飛ぶようになりましたよね)を実感せずにはいられません。
夏に向けて、ボールがより一層飛ぶようになりますので、パワーダウンをしたい(飛距離を落としたい)というお声はここから数か月は特に多くなると思います。
無理せず、が大前提にはなるのですが、ナイロンでどうしてもボールが収まらない場合は、まずはハイブリッドからお試しいただくのが良いかと思います。
それで、月に2回・3回と張替えをしてくれている子はガットの特徴や違いについても精通してきて、ご自身でオリジナルハイブリッドをつくる、なんてケースもちらほらと出てきました。
一番多いのは、もともと使っていて、使用感が気に入っているナイロンをそのままクロスに使用するパターン。
それこそ、シャープやスラッシュ、Sファング。柔らかめな部類ですと、サイバーナチュラルクロスやテックパワーなど、多岐に渡ります。
(1張りお買求めいただく必要がありますので、ハイブリッドですと2回分になりますが。)
もともと使っていたガットがナイロンモノの場合はそのままでいいと思うのですが、ナイロンマルチを使われていて、多角形ポリと合わせてしまうと、途端に切れてしまうと思います。
そのくらい物性の違いがありますので…
モノフィラメントの球離れが苦手な方は、テックガット5300やガムブーストのような(←両者、ちょっとタイプは違いますが)マルチ系である程度耐久性に優れたものにスイッチ。
最終的に人気なのは、メーカーもおすすめしているガムゾーンやガムブーストとの組み合わせにはなるのですが、ソフトテニスガットのコーティングって、良くも悪くも、ひとつひとつかなりクセがありますので、あまり良い印象を持っていないものをクロスに入れるのであれば、使用感が気に入っているものを入れられる方がベターだと思います。
横糸に何入れる?
…実はガット沼の始まりですが、笑
ソフトテニス競技として奥行きが出てきてくれたことはうれしい限りです。
雨で練習が出来ない日は、是非張り替えのご相談を。
では。
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