ストリング人気が回り回って…となっています。
2025/03/25
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一時はエクスボルト全盛かと思っていましたが…
毎冬、バドミントンの張り替えのご依頼をたくさんいただくのですが、この冬は例年よりもストリングが充実しており、選択肢が今まで以上だったため、販売店としても楽しみながら張り上げをさせていただきました。
よくお張りさせていただいたストリングなのですが…一時期はエクスボルトシリーズに人気が集中していたのですが、ここ最近はそんなこともなく、割と多種多様でしたので、情報がてら書いてみようと思います。
単純な耐久性については、ゲージが太いものが人気となるのですが、打球感と切断耐久性、角切れリスクなど、多角的にどのストリングが良いのだろう?を改めて考えられている方が多いような印象を受けました。
この冬に限っての話ですと、太ゲージの場合は、ナノジー95の張り替えがかなり多くなりました。
素材的には、硬すぎず、柔らかすぎずなつくりのため、耐久性もしっかりとあり、それと同時にしなやかさもあるため、角切れもしにくいというバランスが改めて評価されているように思います。
(エクスボルト68と比較すると、こちらの方がコーティングが柔らかい印象を受けます。)
BG65までいくと、そもそもの太さが結構アレですので、コーティング自体はもっと柔らかく感じますが、ここまでいくと打球感が今風ではなくなってしまうのだろうと。
(流石に耐久性はマックスな気がします。)
おそらく、これからの季節ではまた少し売れ行きは悪くなると思いますが、ラケットのストリングピッチが広いモデルを使用される場合は通年このような太さ(0.68mm以上のゲージ帯)でも良いかと思います。
また、今はすっかり主流となった0.65mm帯では、アルティマックスと共に、ライゾニック65がじわりとシェアを伸ばしていきました。
(ちなみに、ナノジー95と共に、98も実はちょっとご依頼が多かったです。)
今月から価格が少し上がってしまいましたが、2月まではコスパが非常に良かったため「一回張ってみようかな?」からスタートし、お使いいただくと気が付けばリピートいただくという形が多かったです。
0.65mm帯の中では耐久性に優れており、それでいて、G-TONEのようにいつまでも切れないけれど毛羽立ちが多くなってきて打球感が…ということもない(ライゾニックは切れるときはプチンと切れる)ので、ご使用いただく上でストレスが少なかったのかもしれません。
私個人としても、来冬に向けて、メモとして残しておこうと思っています。
バドミントンストリングはあまり新製品がありませんので、あくまでも一店舗での傾向ですが、ご参考までに。
暖かくなってきましたので、徐々に細ゲージに戻していただいても良いかと思います。
それでは。


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