進化か、変化か、みたいなお話。
2022/08/29
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新製品が出ると、よくそのお話になります。
7月8月は、各競技、ビッグリリースが相次ぎ、ラケットをよく販売させていただいております。
ソフトテニスでは、なんといってもボルトレイジ8シリーズ。
(カスタムフィットが大爆発中です。)
そして、D FORCEシリーズも、悪くない動き方をしています。
たくさんのご利用をいただき、ありがとうございます。
2行目から、いきなり話が逸れてしまいましたが、本題はこちら。
新製品ラケットが発売されると、旧作(現行品)との比較がよくされると思います、というコト。
もちろんこれは自然なコトですし、同時に必要なコトでもありますよね。
それで、ここ最近は、
果たして、新規モデルは現行モデルよりも進化しているのか、はたまた、変化しているのか、
というお話が多く聞かれるようになったな、と思っています。
これは、どちらの側面もあるように思います。
例えば、重量が軽くてもしっかりとボールが飛ぶようになったことは進化している点になるはずです。
カーボン自体が良くなったり、もしくは製造技術が上がったりすることで、ヨネックスさんは、それぞれの規格の平均重量を3gずつ落とすことに成功。
ミズノさんは?というと、ハイエンドモデルでもX規格を毎回必ず投入できるようになりました。
スピード化が進むソフトテニス界において、たとえ3gでも、重量が落とせるということはスゴイことだと思います。
じゃあ重量以外のラケットの設計については?と聞かれると、これは、進化している部分もあるとは思いますが、時代のトレンドに合わせた変化の割合も大きいと思っています。
当店としては、新作が発売されても、どちらが悪い、という表現はできるだけしないようにしています。
この点では現行品が優れていて、この点では新作が優れている、という具合に。
もしくは、このようなプレーヤーにとっては現行品の方が愛されそう、とか。
(ただ、大きな技術革新だな、と思った点があれば、新作が良い、と表現します。)
そうすることで、持ち替えをされるときに、どのようにガット・ストリングを組み合わせていけばよいか、少しでもイメージしていただきやすくしたい、と考えています。
進化なのか変化なのか、については、人それぞれ考え方がありますし、もっというと好みもあると思いますので、一概には言えませんが、、、
ラケットが進化して→プレーが変化・進化して→プレーヤーが進化して→ラケットが進化して→・・・
という流れは、大きく見るとあると思います(例えば10年周期とか。)ので、今作は進化?変化?なんていうことも考えながら、用具を楽しんでいただくのが一番だな、と思っています。
進化、変化。
表現は難しいですが、せっかくのラケットスポーツ。
用具は一つの醍醐味となりますので、じっくり味わってみて下さいね。
では。
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