マトリックスを頼りに。
2023/02/24
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感覚とどこまで一致するかは、何とも言えませんが。
ヨネックスのストリングマトリックスを見て、AからBにしようかな?とご来店のお客様。
ストリングマトリックスって、どうなってるのかな?と今更ながら確認してみると、まぁ綺麗に細分化されていました。
※他の競技も同様ですね。
ただ、よくよくみてみると、球持ち←→弾きの横軸と、硬め↑↓柔らかめの縦軸と、わかりやすいような、わかりにくいような、
簡単なようで難しいマトリックス表でした。
更に、青・緑・黄の色分けで、弾き・耐久・コントロールと分かれます。
エアロバイト…マトリックス表の上では弾きの方に寄っているけれど、緑でコントロール…?と、3Dの軸が出てくると、ちょっと難しくなりますね。
お客様のお声とマトリックス表を重ねてみると、概ね間違いではなさそうなのですが、マトリックス表って毎年微妙に変わっています。
参考までに、昨年はこんな感じでした。
右下の、第四象限(って表現したら、正しくは間違っていますが、言わんとしたいことを察してください、笑)の箇所の重なり方が結構違っています。
更に昨年は、強チタンは、耐久性ではなくオールラウンドという赤色の分類でした。
確かに、強チタンって、名前は"強"とありますが、BG65やNANOGY95に比べると、切れるのが早いように思います。
(とりあえず切れにくいの!と言われると、BG65をおすすめすることが多いです。)
何で2023年では、耐久性のカテゴリーに変わったんだろう?
理由はわかりませんが、張り上げテンションや、現行モデルのラケットとの兼ね合いで、微調整を加えているのだろう、と推測します。
バドミントンでは、年々ハイテンションでの張り上げ需要が高くなっており、そのため、冬は角切れのリスクが上がったり、ストリング自体に耐久性を求めることが増えてきました。
強チタンは、使用時の切断耐久性はそこまでめちゃくちゃ高い、というわけではありませんが、ハイテンションでの張り上げ時の安定感はなかなかだと思います。
日頃、30ポンドオーバーでご指定をいただくお客様で、強チタンを長年愛用されている方がいらっしゃいますが、ストリンギング中に不安に思ったことはありません。
(逆に、アルティマックスなんかは、個体によってはちょっとビビりながら、、、ということもございます。0.65mmといっても、誤差って必ずありますからね。)
そのあたりも考慮にいれて、マトリックスが作成されているんじゃなかろうか。。。と、(あくまでも)推測しています。
感覚とマトリックスが一致するか否か、はプレーヤー毎に評価が分かれてくると思います。
"物性的には、こんな感じ"
そんな、ちょっとざっくりな感じで、ひとつの参考にしていただきつつ、春のストリング選びをしていただればうれしいな、と。
そんな風に思います。
ということで、今日は、今年のストリングマトリックスについてでした。
では。
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