前衛=弾き、後衛=球持ち?
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うーん、たしかにそのような傾向はあるかもしれませんが。
練習時間も短くなって、いまのうちに、いろいろとご相談。シリーズ?
先日、お客様からラケット買い替えと、その機種についてのご相談が。
「まわりを見てみると、前衛はFレーザー・ボルトレイジが多くって、後衛はジオブレイクが多い気がする。」
「やっぱり前衛=弾き、後衛=球持ちがいいの?」
と(F SPEEDとDIOS -Cと読み替えていただいても大丈夫です。ちょっとシリーズまたぎでややこしいのでヨネックスさんに統一しました。)。
なるほど、たしかに傾向(売れ行き)としては、そうかも?と思いました。
カスタムフィットのオーダー履歴なんかを見ていても、なんとなく傾向は見えてきます。
(何度も書きますが、前衛さんは、グリップの選択肢がとにかく幅広い!)
前衛さんはボレーの際に弾きが気持ちよく、スピードがしっかりと出るフレームを好む方が多いように思いますし、
逆に後衛さんは、ストローク時にご自身に力をしっかりとボールに伝えられるように、もしくは角度をつけやすいように、コントロールタイプのフレームを好む方が多いようにも思います。
ただ、これはあくまでも(全体数として売れているかどうかの)傾向であって、その方にとっての正解ではありません。
プレーヤーの数だけ答えがあります。
前衛さんであっても、タッチを重視される(ちょっと硬式テニスっぽい表現かも?)方はコントロールタイプのフレームをうまくお使いいただいていますし、
後衛さんの場合、ガツン!とハードにヒットされる方は、スピードボールを求めて、弾きのよいスピードタイプのフレームを選ばれています。
(もしくは、ハーフポジション~さらに前に出ることも1.2割あるんだよ、となると、プレースタイル的に少しでも弾きがよいものを、なんてお声もあったりします。)
さらに、そこにガット、ストリングの組み合わせ、5/7/8/9のランクがプラスされてきますので、まぁそんなに簡単な話ではありません。
この度のクレナイは、デザインでどちらも爆発的に売れています(カスタムフィットでの複数本買いが本当に多いのです!)し、テンションが上がるから!と選ばれている方もいらっしゃるでしょう。
ご相談いただいた方には、出来れば、あまり傾向に左右されず、ご自身に対してベターなものを選ばれると嬉しいな、とお伝えさせていただきました。
もちろん、いろいろな方に”プレーの中で何を大切にされていて、なぜそのフレームを使われているのか”の意見を聞かれて、参考にされるのは大切だと思っています。
販売店の立場でも、100人100通りの考え方があって、面白いなぁ、と日々学びをいただいています。
是非、”柔らか頭”でラケット選びをしてみて下さいね。
では。
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