V-兄弟とS-兄弟。
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実際、割合はどの程度?
ソフトテニス関連の新製品情報がなく、この長雨でなかなか書けるネタもなく、困り果てていたのですが…
ヨネックスさんのストリングについて少しおさらいを、と思い、書いてみることにしました。
「V-」シリーズと、「S-」シリーズについて。
ヨネックスさんのラインナップは、推奨ポジション向けに分けられています。
前衛向けとして
V-SPARK
V-ACCEL
V-FIRE
後衛向けとして
S-FANG
DUODRIVE
S-TRACE
POLYACTION
POLYACTION PRO
NANOGY 125 TOUR
オールラウンドとして
CYBERNATURAL BLAST
CYBERNATURAL SLASH
CYBERNATURAL SHARP
CYBERNATURAL X
CYBERNATURAL XI
BASIS
と、こんな感じに。
ただ、ラインナップを見返してみると、例えば、ポリアクション、ポリアクションプロはポジションを選ばす支持されていますし、
オールラウンドモデルでも、なんだかんだ偏りがあるモデルもあるなぁ(どちらかのポジションに結構偏っている)と、色々と思う部分はあるわけです。
(あくまでも当店での過去の実績的に。)
もともとストリングは、”推奨”に縛られずにお選びいただくのは全然OKですし、おお!面白い組み合わせ!というケースも結構あったりします。
ただ、頭にV-やS-を冠していると、これって前衛向け?後衛向け?と先入観を持ちやすくなってしまうのもまた事実かと思います。
この、V-兄弟とS-兄弟について、当店での実績的な話をさせていただこうと思います。
まずは、
V-3兄弟。
V-ACCELとV-SPARKについては、ほとんど前衛さんばかりが張られているように思います。
当店的試打でも、ボレーは弾くけれど、ストロークが収まる(もしくは終盤失速するイメージ)という感覚を持ちましたので、
「ボレーでの弾き+レシーブでの安定感」が前衛プレーヤーにぴったりハマるよなぁ!という、そんな印象でした。
ただ、後衛さんであっても、プレースタイルによっては選択肢に上がってくるのだろうと思います。
V-FIREについては、後衛さんやジュニアの方も張られていますので、楽飛び系の万能ストリングではないかと思います。
小さな力で”ぽーん”と飛んでくれるので、小学生や成長期の方に対してはポジション関係なくおすすめですし、もしくは、ガンガン振るのが疲れた、、、
そんな方に対しても、ポジション関係なくおすすめが出来ます。
実際の使用感を含めると、当店的には上記のような売れ行きになっています。
後は、
S-2兄弟。
もっちり球持ちのS-TRACEと、”新参者”S-FANG。
先にS-FANGについて書くと、こちらはまだ一巡目ですので何とも言えませんが、皆さんストリング設計を見られて、
「これ、どっちでもいけるよね?」
ということで、40:60くらいで後衛さんがやや多いかな?という割合で張らせていただいています。
前衛さんでも、ボルトレイジに合わせたい、というお声は多いです。
構造をみて「いけるんじゃない?」はなかなか鋭い目の付け所です。
S-TRACEについては、ほとんどが後衛さんになっていると思います。
前衛さんであっても、テックガット5300のように太目のガットを選ばれる方もいらっしゃるのですが、S-TRACEはより柔らかくボールをホールドするフィーリングになりますので、
シャープにコンパクトに振るのではなく、大きくゆっくりと振る後衛さんに支持されていると思います。
V-S-の当店的売れ行きはこんな感じ。
たぶん、地域によっても売れ行きは全然違うでしょうし、これから出てくるラケットによっても売れ行きは変化してくると思います。
何かの参考になればうれしいです。
ではでは。
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