毎日のように数時間プレーするのであれば、1か月で…
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【耐久性】って一種類ではないですよ。。。
数か月に1回のペースで書かせていただいていますが、ガット張り替えについて。
・・・ガットには2種類の耐久性があります。
文字通り、切れるまでの耐久性と、性能維持的な耐久性。
切れるまでの耐久性って、どのくらい持ってくれればうれしいでしょうか。
店頭に「切れないガットを張ってほしい」と相談に来られる方には【最低3か月】という方が多いように思います。
(もちろん夏の3か月と冬の3か月は練習時間が異なりますので、一概に比較はできませんが、期間的にはそのくらいのイメージです。)
ソフトテニス、硬式テニス、バドミントン…どの競技においても、3か月ガットを張りっぱなしですと、切れていなくてもガットがパフォーマンスをできる状態ではなくなってしまいます。
あ、前提は、部活生です。毎日のようにプレーされるのであれば、という想定をしています。
(週末プレーヤーの方ですと、ナイロンで3か月に1回、ポリで2か月に1回がベストですが、感覚/体と相談していただきながら期間をご検討ください。)
当店はテンションシールには、次の張り替え目安を2か月後の日にちにしているのですが、部活生のラケットを見ていると、この辺が限界かな?と思っています。
ガットがダメになってくると具体的にどうなるの?というお話があったので、思いつくことを書いてみると、
パターン的には、
① ボール/シャトルが飛びすぎる(←ソフトテニスに多いですね)
② ボール/シャトルが飛ばなすぎる(派生して、体の負担増。肘、手首等に痛み)
③ コントロールが難しくなった(フレームの劣化も一つの要因です)
④ (ポリに多いのは)打ち心地がまるで変わってしまった(←②と同時に感じる方が多いですね)
こんなところでしょうか。
プロのように毎日のようにはガットを張り替えできませんので、
ソフトテニス/バドミントンの方には張り上げてから1~2週間後までの感覚を大切にしていただいて
硬式テニスの方には、張りたて~2、3日の感覚を大切にしていただいて
それぞれ張り替えを考えてみてくださいね、とお伝えすることが多いかな?と思います。
切れるまでの耐久性でいうと、1か月もってくれれば正直十分ではないか、と思っています。
経済的問題もありますので…限度を2か月としていただき、どの程度持ってくれたらよいのかを相談しながら一緒にお選びしていきますが、
無理に切れないガットに変えて体に異変を感じた(手首、肘、肩、指、erc…)という場合も非常によくあることですので、当店的には体を第一に考えていただきたいと思っています。
ナイロンガットで1か月持たずに切れてしまう場合はポリに変えますが、口を酸っぱく、、、切れずとも張り替えを、をお伝えするようにしています。
本当によく切れる方はガットを種類を決めてしまってロールキープもおすすめです。
単価はかなりお安くなりますので、是非こちらもご検討下さい。
卓球のラバーは使用限度を80時間とメーカーがカタログに書いていますので、テニス/バドミントンメーカーもどんどん使用限度について記載していってほしいなぁ?と思う次第です。
大げさですが、ガットは生もの。
ご相談はお気軽に。
ではでは。
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