ガットって"メーカーならでは"が本当に多い。【ソフトテニスガット3メーカー】
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○○に近い、は実現がどうしても難しい。
それぞれ、売れ筋のナイロンモノ5種(1.25mm統一)と、ナイロンマルチ3種(こちらも1.25mm統一)を並べてみました。
ある程度同じところを狙ったガットではありますが、こう見てみるとそれぞれ表情がガラッと異なります。
硬さも違えば飛び方も異なります。たぶん大体のガットは過去記事で書いているので検索してみてくださいね。
ガットってマネしようとしても製法が違うと打球感が同じようになることはないんです、とメーカーさんに聞いたことがあります。
ガットをどのくらい伸ばしながら作っていくのか、とか、コーティングをどうやって施すのか、とか、着色方法は、とか。
とにかく難しいらしい、と理解しています。
ソフトテニスガットはほぼ100%が日本製ですが、工場がメーカー毎に3つに分かれているので、それぞれ感じが変わります。雰囲気というか。
大会会場とかで、いつも使っているガットと違うガットを試したい、と、違うメーカーブースで、「似たガットありますか?」は結構難しい聞き方。
“似ているようで似ていない“というニュアンスが正しいかと思いますが、うーんと悩みながら、じゃあこのくらいかな?という回答になっているんじゃないかなぁと思います。
構造を合わせるかガットの太さを合わせるかくらいしかないんですよね。
ぴったりのガットが見つかることって結構幸せで、何もなければ浮気せずに一筋にそのガットを使ってあげてほしいと思います。
✓違和感がない
✓すべてのプレーにおいてまんべんなく応えてくれる
こんな感覚を持っておられたらあえて他を探さなくても良いでしょう。
もう少しこのようにしたい(もっと球持ちとかもっとスピードとかもっと打ち応えとか)、という希望が出てくるとそこからはじめてガットの種類だったりテンションを探していきましょう。
どこかが秀でるとどこかが劣る。
全てが満点のガットはないと思っています。
ガットって長年発売されていると、いつしか時代にフィットすることもあって、例えば今はフレームがひと昔に比べて硬くなっているので○○が売れ出している
とか
逆に少し前のフレームにはぴったりだった○○が、この時代のフレームにはあまり合わないのか売れ行きが落ちた(もしくは廃盤になった)
とか
そんな感じで変わっていきます。
「フレームとガットの相性は本来はありません」なんて声もあります(そりゃプレーヤーの方にぴったり合う組み合わせがその方にとっての相性が良い組み合わせです)が、
大枠では「全体として癖が少ない組み合わせが相性がいい組み合わせ」と当店では思っていて、それが大部分の”使いやすい”につながるのかな?と考えています。
話が脱線しがちですが、ガットは製造メーカーが異なれば表情ががらっと変わるよ、という話でした。
ではでは。
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