ミズノガットのカギは、低硬度ウレタンコーティングかもしれません。
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マルチファイバーコントロールは少しややこしいですね。こちら、一応…新作となります。
先日、
こちらの記事で、DIOS 50-C/10-Cに新製品のマルチコントロールを張っています、と書かせていただきましたが、マルチコントロールは実は今までにも同じ名称で発売されていたんですよね。
パッケージが変わっただけでは?とコメントをいただきましたので、詳しく書かせていただこうと思います。コメントをいただきました方、ありがとうございます。
今までのマルチファイバーコントロールには大きく分けて2種類あり、
1:ガットが伸びるのを防止するスパイラルの伸び留が入った○○スパイラルというカラー(現在は廃色になっていると思います。)
2:伸び留加工のない通常カラー
このような感じで発売されていました。
調べてみたところ、2019年のカタログでは廃盤となっていますが、今現在(2019/2上旬)、メーカー在庫はまだ在庫はありそうです。
で、新しい方は、というと、モノスピード、マルチドライブから採用されている低硬度ウレタンコーティングが採用され、
・従来より粘性のあるコーティングになり、球持ち感がアップし、コントロールがしやすい
・目ずれが少なく、ボールが抜けてしまうことが少ない
・コーティングの効果で性能維持性がアップ
…と、いろいろな点が改善されています。
ミズノ的には、従来の商品はMTコントロール、新製品はMFコントロールと名称を使い分けているのですが、少しややこしそうです。
またメーカーからも公式に発表があるのでは?とも思いますが、新しい方が表面がねばい、と思っていただければと思います。
※コーティング以外の変更はないとのことです。
テンションキープに関しては正直まだまだ課題があると思っていて、これから更なる改善が期待されますし、変色も結構気になる部分。
ただ、年々レベルが上がってきていますし、なんなら3月に発売されるMFコントロールは、ホールドマルチ感がちょっとあったりするので、うまくいけばがつっとシェアが拡大していくかもしれません。
ちなみに、低硬度ウレタンコーティングの恩恵で、モノスピード、マルチドライブ共、弾きがある中に一瞬のコントロール性を付与できているので、ミズノガット自体はぐっとレベルアップしたと思っています。
モノスピードはシャープな弾き感、マルチドライブは柔らかな弾き感。(シャープ、柔らかな、という部分は打感の部分ですね。)
もちろんモノソニックにも低硬度ウレタンコーティングが施されています。
低硬度ウレタンコーティングシリーズとして、モノフィラメントのシャープな弾き系の中にモノスピードとモノソニックがあって
マルチフィラメントの柔らかな弾き&球持ち系の中にマルチドライブとマルチコントロールがある
そのような認識をもっていただければ良いかと思います。
しばらくはややこしい状態が続くかもしれませんが、ご確認をお願いいたします。
ではでは。
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