10ポンド〜35ポンドまで張り上げる時の心境の変化【GWだからちょっとネタ的です】
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昨日の続きを少し書いておきたかったんです。
最近多いローテンションでの張り上げ依頼。
昨日も20ポンドポリ、24ポンドポリ、とローテンションで張り上げさせていただきました。
好きか嫌いかはプレーヤー次第。
さて、ストリンガー目線で、10ポンド〜35ポンドまで、5ポンド刻みでどんな感じで心境が変わるかを書いてみたいと思います。
誰の参考になるわけでもなく、ただただこうだよ、と。
GWでメーカーも営業していないし、たまには書きたいことを書こうと思います。
ではいきましょう。
35ポンド・・・古いフレームだと、張りながらちょっとびくびく。
傷がなければもちろん問題なく張り上がりますが、へたったフレームにハイテンションは負担がかなり大きく、かなり気を遣います。
(少しでも負担を減らすため、手早くテキパキと作業をこなしたいところです。)
よほどのパワーヒッターだろうなぁ、なんて思いながら張り上げています。
30ポンド・・・ここ付近がど真ん中。ただ、28前後が多いですが。
ガットもピン、と張り上がり、フレームへの負担も大きすぎず、いい感じ♪・・・とこんな感じ。
中学生で30ポンド、となると結構なパワーヒッターです。
25ポンド・・・まぁまぁ緩めです。
中学生でも力がない子やそれこそローテンションポリの依頼の入り口。
1本1本しっかりとテンションがかかっているか、より慎重に確認していきます。
20ポンド・・・ゆるいです。
この辺りから張ってる感じがしなくなってきます。
ローテンションになればなるほど、気を遣う部分が増えてきます。
ただ、作業自体は変わりありませんので、作業を淡々とこなしていくことが大切です。
15ポンド・・・ゆるゆるです。
クロス(横糸)ストリングにテンションをかけるときに、ほとんど引っ張れなくなってきます。
なかなかどうして・・・張ってる気がしません、本当に、笑
張り上がりに、手でとんとんと面を叩いてみても打球音がしなくなってくるのはこのあたりから。
10ポンド・・・当店マシンでの下限値です。
本当にテンションがかかっているのか、半信半疑になってきます、笑
特にクロスストリングを引っ張る際は、メインストリングの16本分の抵抗がありますので、ほとんど引っ張れていないような状態になります。
もちろん形にはなりますが、とても不思議な気持ちになります。
と、こんな感じ。
何ポンドであろうが、行う作業は同じですし、同じように気を遣いながら作業を行なっています。
ただ、いろいろと思いながら作業をしているんだよ、と。
1本1本ストーリーがあって、ガットを選択され、テンションを選択され、当店をお選びいただいているわけですので、結果として、10ポンドから35ポンドまで(ソフトテニスでのご依頼のマックスは40ポンド越え)、それこそバラエティ豊かな張りをさせていただけるわけです。
ありがたいなぁ、と、記事の締めくくりに当店のお客様に感謝するわけです。
と、こんな感じで。
GW3日目、まだまだ折り返しませんが。。。
今日も1日頑張っていきましょう!
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