前衛用と後衛用の違いって意外と書いてなかったですね。
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本来だったら、中学生の2本目(初のポジション向け)がよく売れる時期なので。
春って自然とわくわくする時期。
本来だったら中学生(新2年生)のラケットの買い替えが多くなる時期です。
ね、はやくテニスしたいですね。
前衛用/後衛用っていうけれど、実際何が違うの?ということをよく聞かれる時期にもなりますので、前もっておさらいがてら記事にしておこうと思います。
ちなみに、ネタがなく、苦肉の策的に書き溜めています。
まずは全長…
前衛用:短め
後衛用:長め
になることが多いですね。
ソフトテニスラケットは基本長を690mmとして、前衛用はそれよりも短く、後衛用はそれよりも長くなることが多いです。
もちろんモデルやランクによって長さは様々で、初めてのポジション向けフレームは前後衛用共に、長めになることが多いです。
ラケット自体は全長が長い方がパワーが上がる(ラケット自体がボールを飛ばす力が大きくなる=遠心力と言い換えていただいてもよいでしょうか)ため、
例えば小・中学生を対象に考えて、成長期でこれから体が出来上がっていく中で無理なくプレーしてもらうために
ラケットが十分にボールを飛ばせるように設計されている場合が多いように思います。
始めはあまり気にされなくても良いかと思うのですが、長年プレーされていくと、自分が好きな長さが出てくるものです。
次にバランスポイント(天秤の釣り合いが取れる位置ですね。)…
前衛用:先軽(ざっくり、平均的な値として275mm~265mm程度)
後衛用:先重(ざっくり、平均的な値として290mm~285mm程度→最近はもっと軽いものも出てきています)
になることが多いです。
前衛・・・ボレー時にラケットの取り回しがしやすいよう、バランスは先が軽めに設計されることが多いです。
後衛・・・ストローク時にしっかりとボールに力を乗せやすいよう、バランスは先が重めに設計されることが多いです。
ここ最近はプレースタイルの多様化によって、色々な設計のラケットが出てきています。
ですので、あくまでも傾向として、上記のようになっている、とご理解をいただければと思います。
設計においては…
前衛用:厚く、しなりにくいように
後衛用:薄く、しなりやすいように
(キックポイントはフレーム毎にもちろん違いますが、後衛用の方がしっかりとくびれがあるようなイメージです。)
…と、非常にざっくりの説明をさせていただいたのですが、前衛用と後衛用を単純比較すると、しっかりとした弾きを出すために前衛用は厚めに設計されることが多く、後衛用に関してはストローク時のしなりをしっかりと出すために薄めに設計されることが多いです。
前衛用でストロークをすると、軽くボールが飛んでくれるために楽は楽なのですが、自分自身の力をボールにしっかりと伝えようとすると、球離れが早くなり、十分に威力が伝わりません。
逆に後衛用でボレーをすると、フレーム自体が前衛用ほどボールを弾くように設計されていないので、相手の球威に押されることがあると思います。(また、先が重いため、取り回しが難しいです。)
と、ここまで。
とりあえず、本当に大まかが違いです。
ここ最近は、前衛用であってもストロークがかなりしやすいモデル(例えばSCUD 05-CやF-LASER 5V)であったり、逆に、DIOS -Cのように、後衛用であっても先が軽く、色々なポジションに対応が可能なモデルも出てきています。
上記説明はあくまでも基本的な流れ。
これから、ソフトテニスという競技がどんどん進化していく中でフレームも様変わりしていくんだろうと思います。
変わってしまうさみしさ、どうなっていくんだろうというワクワク。
発展途上な競技だからこそ、プレースタイルの変化に伴い、ラケットを考えていただければうれしいな、と。
そう思います。
ではでは。
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