マトリックスを頼りに。

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感覚とどこまで一致するかは、何とも言えませんが。

ヨネックスのストリングマトリックスを見て、AからBにしようかな?とご来店のお客様。

ストリングマトリックスって、どうなってるのかな?と今更ながら確認してみると、まぁ綺麗に細分化されていました。
※他の競技も同様ですね。

ただ、よくよくみてみると、球持ち←→弾きの横軸と、硬め↑↓柔らかめの縦軸と、わかりやすいような、わかりにくいような、

簡単なようで難しいマトリックス表でした。

更に、青・緑・黄の色分けで、弾き・耐久・コントロールと分かれます。

エアロバイト…マトリックス表の上では弾きの方に寄っているけれど、緑でコントロール…?と、3Dの軸が出てくると、ちょっと難しくなりますね。

 

お客様のお声とマトリックス表を重ねてみると、概ね間違いではなさそうなのですが、マトリックス表って毎年微妙に変わっています。
参考までに、昨年はこんな感じでした。

右下の、第四象限(って表現したら、正しくは間違っていますが、言わんとしたいことを察してください、笑)の箇所の重なり方が結構違っています。

更に昨年は、強チタンは、耐久性ではなくオールラウンドという赤色の分類でした。

確かに、強チタンって、名前は”強”とありますが、BG65やNANOGY95に比べると、切れるのが早いように思います。
(とりあえず切れにくいの!と言われると、BG65をおすすめすることが多いです。)

何で2023年では、耐久性のカテゴリーに変わったんだろう?

理由はわかりませんが、張り上げテンションや、現行モデルのラケットとの兼ね合いで、微調整を加えているのだろう、と推測します。

 

バドミントンでは、年々ハイテンションでの張り上げ需要が高くなっており、そのため、冬は角切れのリスクが上がったり、ストリング自体に耐久性を求めることが増えてきました。

強チタンは、使用時の切断耐久性はそこまでめちゃくちゃ高い、というわけではありませんが、ハイテンションでの張り上げ時の安定感はなかなかだと思います。

日頃、30ポンドオーバーでご指定をいただくお客様で、強チタンを長年愛用されている方がいらっしゃいますが、ストリンギング中に不安に思ったことはありません。
(逆に、アルティマックスなんかは、個体によってはちょっとビビりながら、、、ということもございます。0.65mmといっても、誤差って必ずありますからね。)

そのあたりも考慮にいれて、マトリックスが作成されているんじゃなかろうか。。。と、(あくまでも)推測しています。

 

感覚とマトリックスが一致するか否か、はプレーヤー毎に評価が分かれてくると思います。

“物性的には、こんな感じ”

 

そんな、ちょっとざっくりな感じで、ひとつの参考にしていただきつつ、春のストリング選びをしていただればうれしいな、と。

そんな風に思います。

 

ということで、今日は、今年のストリングマトリックスについてでした。

 

では。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。
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