ガットの耐久性は"切れない"という部分だけではありません。
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リマインダー的にはなってしまいますが…
ありがたいことに、先月は非常にガットの張り替えのご依頼が多く、たくさんお張りさせていただきました。
(8月だけで区切ると過去最高です。)
そんな中、ガットが切れてしまったんだけど、耐久性の良いガットありますか?というご相談をいただきました。
よくよくお話をお聞きしていくと、前回張り上げしていたのが半年ほど前(今年のお正月)。
コロナ自粛期間中、プレーが出来なかったことを差し引いても、なんとも言えない、表現が難しい期間です。
そもそも、ガットが切れない、という部分においては、毎日のようにプレーされていて、1か月以上切れなければ十分なレベルではないか?と思います。
週末プレーヤーの方ですと、2、3か月切れなれば十分でしょうか。
(例えば、1週間適度で切れてしまう、等のお悩みがあれば、物性的に耐久性が高いガットに変えた上で、ラケットの本数も増やさなければいけないかと思います。)
それ以上の期間になってくると、今度はテンションキープが正直かなり厳しくなってくるかと思いますので、切れていなくても張り替えをしていただくのが良いかと思います。
硬式テニスのポリで1か月以内、それ以外で2か月に1回程度がおすすめの張り替え目安となります。
少し前ですと、四季に合わせて3か月に1回、が口癖でしたが、ここ最近は異常気象でガットへのダメージも大きくなっているように感じるのです。
このあたりは、ご自身のプレーとの相談で、不具合が出てきたタイミングで、早め早めの対処がおすすめです。
ソフトテニス、硬式テニス、バドミントン、どの競技もガット張り替えが大切だよ、ということはかなり認知されてきたように思いますが、
切れなければずーっと使えるんだよね?という方がまだまだ多いのも事実です。
悲しいかな…張り上げた瞬間から、徐々にガットは緩んでいきます。(本来の意味合いのガット…硬式テニスのナチュラルガットはテンションキープ率は良いですね。)
使えば緩みは早いですが、極論、使わなくてもガットは緩んでいきます。
耐久性は二つの意味があるよ、ということ。
プレーができる日々が戻ってくると共に、リマインダーとして頭の片隅に置いておいていただければうれしいな?と思います。
ではでは。
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