飛ぶ/飛ばない・振り抜きがいい??言葉で表現すると難しいという話。
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常々書いていますが…日本語表現が曖昧で難しい、という話。
ネタがないとかそういうわけではなく、日本語表現って難しいので、少し整理しておきたいな、という話になります。
記事毎にいろいろと書かせていただいてはいますが、まとめておくと後々便利かなと思いますのでお付き合いください。
これも当店的な見解ですので、私は違う!僕は違う!…それは構いませんし、議論をしたいわけでもありませんので、このような理解の仕方もあるよ、という形でお読みください。
振り抜きがいい…
ラケットの力を使って楽にスイングする方に関しては、ヘッドが走りやすい先が重めのフレームを指してこのように表現します。
逆に、ご自身の力を使って力をいれてスイングしていきたい方に関しては、ヘッドが軽く、ご自身の力を込めやすいフレームを指してこのように表現します。
…真逆になりやすい表現の一つです。
ボール/シャトルが飛ぶ…
飛距離を指す場合と、手元での弾き感を指す場合があります。
例えば個人的にはミクロパワーは手元での弾き感が強く、反発性は強いですが、コントロールが難しく飛距離はまちまちです。というより短くなることが多いです。
…これも真逆になりやすい表現の一つです。
たまに飛距離が○○%UPします、というようなガットの説明があったりしますが、飛距離に関しては打ち方がいろいろあるためになんとも表現が難しいところです。
手元での弾き感に関してはガット性能がもろに出ると思っていますし、張り上げテンションについても左右されます。
ガットを硬く張ると?緩く張ると?
ガットを硬くすると飛ぶとか飛ばない(基本的には飛距離に関して)とかいろいろとありますが、
スイングスピード一定のもとですと、ガットを硬く張っていてボールが飛ばないのであれば緩くしてあげることでボールが飛ぶようになります。
スイングスピードとガットの硬さがあっている場合、ちょうど良い飛距離になりますが、スイングスピードがゆっくりな場合、硬く張り上げて球足が短くなるのであれば、張り上げテンションは落としてあげるべきですし、逆にスイングスピードが速い場合、ゆるく張り上げてボールが離れずに回転がかかりすぎてしまったり、ボールが飛ばないのであれば、張り上げテンションは上げてあげるべきでしょう。
これは例えばボレー時のインパクトの瞬間の力の強さにも言えることだと思います。
ガットが硬いとコントロールがしやすい?緩いとコントロールがしにくい?
ガットの張り上げテンションとコントロール性能についてもいろいろと議論が巻き起こるところです。
ガットの張り上げテンションが低いと、面内が柔らかくなるので、輪ゴムが緩く張りあがっているイメージです。
緩い輪ゴムでゴム鉄砲を作ろうとすると、ゆるゆるで方向が安定しにくいのではないでしょうか。ということで、スイングスピードやインパクトの瞬間とマッチしているかどうかが前提にあるとして、ガットが緩いと方向は安定しにくくなるかと思います。
張り上げテンションが高いと、輪ゴムが新品で硬いイメージです。
“ぴしっ”と方向が安定するかと思います。
と、このような感じですが、飛距離とコントロール性能のバランスがよいところを探すのが、それぞれにとっての適正テンションを探すということになります。
ラケットの種類、ラケットの重さ、ガットの種類、ガットの張り上げテンション、張り方etc…
様々な要因があり、出来上がるラケット。
その方にとってぴったりかどうかを探すのは非常に難しい作業ではありますが、すべてを一気に探そうとするのではなく、単純に上記5軸があるとすると、まずはガットの種類だけを変動させてみよう、テンションだけ変えてみよう、とゆっくりと探していかれるとよいかと思います。
よい機会でしたので、いろいろと表現をまとめてみました。
ではでは。
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