SCUD PRO-C、05-C・DIOS PRO-R、50-Rのざっくりレビュー
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ざっくりとレビュー。SCUD-CとDIOS-R
そういえば書いていなかったな、ということで、ミズノの新作のスタッフ試打の感想を少し。
※あくまでも当店の一つの見解となります。参考程度にご覧ください。
まずは、前衛向けのSCUDシリーズ。
…どことなく、NEXIGAにフレーム形状が似ており、今までDIGでフレーム内側をえぐって面を少しでも大きく保っていたXYSTとは違った形。
PROはやはりしっかりと硬さを感じれる上級者向け。
試打にはモノスピードを合わせていましたが、これがミズノ的に推奨な組み合わせになるのだと思います。
弾きを感じつつ、コントロールもしやすい…オールラウンドに使いやすい一本になっています。
XYST ZEROのようにしなりがコンセプトではないため、極端なしなり感はありませんが、今回、DIOS、SCUD共、共通して感じたのは面内のたわみ(?)でしょうか。
しなりとも違うたわみ感がちょっと新しい打球感になるのかと思います。なんとも言葉で表現しにくい部分になるため、はてなをつけさせていただきました。
シリーズ通して面ブレは少ないです。
05は、バランス的にもPROほど先が軽くないため、フレームのパワーも使ってプレーしたい、という中学生にぴったりになるのかと思います。
もちろん打球感もPROから比べると柔らかくなります。初めての前衛向けフレームとしてもおすすめ。
操作性重視ですとPRO(しっかりと体の力がある方向け)、プレースピードもそこまで早くない、という方には柔らかめの05になるかと思います。
まだガットもモノスピードしか合わせていない段階での感想は上記。極端なフレームではないため、おすすめしやすいかな、と、そんな感じです。
後衛向けのDIOSは…
PROは硬さがしっかりとあり、力のある男子高校生~におすすめできる一本。
何とも表現が難しく、やはりしなり感よりも面内のたわみ感。そしてフレーム自体に硬さがあるためインパクトの瞬間に力が伝えられないとボールが飛びにくいと思います。
面が85平方インチと小さく、フェイスの独特な形からもスイートスポットが小さいかな?という印象。外すと飛びません。
ハイエンドモデルなのでそれでいいのだと思いますが、中学生には本当に力がないとおすすめが難しそうです。
-Rに秘密があるのだと思いますが…後衛向けですが意外と球を持つ感覚は少ないフレームになります。ワンテンポ早くボールが離れる、そんな感覚です。
50は、中級向けにふさわしく気持ちよくボールを飛ばしやすいラケットです。
面も90平方インチと大きく、コントロールもしやすいです。
なんの変哲もない、といわれてしまうと辛いですが、硬さ(めちゃくちゃ柔らかい打感というわけでもありませんでした。)と飛び、コントロール性能のバランスがよい一本です。
こちらは広くおすすめしていきます。
DIOSはマルチドライブを合わせておりこちらもその組み合わせのみからくる当店の感想です。
当店はあまり硬いフレームを「これいいよ!」と広くおすすめしないので、必然的に柔らかいフレーム推しに見えてしまいますが、今回、DIOS-R、SCUD-C共、DIやXYST ZEROのように特徴が強すぎるフレームではない(いい意味で極端すぎない)ため、ミズノ発、新スタンダードラケットとして定着する、かも、、、しれません。
ただ、最近のフレームに多い
面ブレが少なく中級者向けフレームであってもある程度の硬さを感じるという点
がどう転ぶのか。NEXIGAの50シリーズはさらに柔らかさがあるので、位置づけは難しい…。
気になる方はまず試打をしていただき、個体差を見た上で選定かな、と思います。
ひとまずこんなところでざくっと書かせていただきました。
感想や説明はラケットをかみしめていくことで変化します。
それはご容赦ください。
いろいろな組み合わせを考えていかないと、とは思っています。
そんなところで。
是非ご購入は当店で。
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