ライジングストームがゲリラ的に発表されました。
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GOSENさんがこんなことをするのは珍しいかも。
昨日、突如ゴーセンさんサイトに現れた新製品。
船水颯人プロと共同開発の新作ポリでした。
実は全く聞かされておらず、完全にゲリラ的な発表でした。
ハイジャパ開幕に合わせての発表になったのだろうと思います。
発売は9月末ですが、3ヶ月、しっかりと楽しみたいですね。
詳しくはこちらからもどうぞ。
まず、素材から見ていくと、ポリになります。
MATERIAL / 素材
HPP – F POLYESTER
ハイ・ピュリティ・ポリマー・フレキシブル・ポリエステル
High Purity Polymer – Flexible Polyester
ゴーセン独自配合で、ガット本体に反発性と喰いつきを両立させる柔軟性を持たせることに成功。
ボールへ伝達するエネルギーを最適化し、より速いショットスピードとインパクトの安定感を得る。
ポリはポリですが、新しい配合のポリ、ということで、今世に出ているものとは異なるのでしょう。
特に、ゴーセンさんの場合、ソフトテニス用のポリガットはポリアーメットだけしかありません。
(ジーツアーSは、硬式テニス由来ですので。)
ポリ単のシェアは長年ヨネックスさんに軍配が上がっていましたが、ライジングストームの発売に合わせてその勢力図がどうなっていくのか。
注目したいと思います。
次に、加工方法。
PROCESSING METHOD / 加工方法
ROUNDED – HEXAGONAL SHAPE + STREAM PITCH
ラウンデッド・ヘキサゴナルシェイプ + ストリームピッチ
角先が丸い六角形+ガット本体にひねりを加えた形状を採用。
ドライブ性を維持しながらも多角形特有の硬い打球感を軽減させることで、コントロール性・打球感の両立を高次元で実現。
模式図を見ていて、多角形ポリなんだ、とは思ったのですが、角をちょっと丸くしているとのことで、丸断面よりは引っかかるけれど、従来の多角形よりは引っかからない、という絶妙なところになるんでしょう。
そこにさらに捻りが入るので、打球感としてはさらにマイルドさがプラスされると思います。
硬式テニスで、楕円をしっかりめにスパイラルしているエッグパワーというポリがありますが、良くも悪くもポリらしくなく、非常に柔らかいのが特徴です。
どの程度捻っているかは実物を見てみないとわかりませんが、スパイラルしていることで接触面積が増え、よりソフトな打球感になっていると予想しています。
さらに、表面にはシリコンコーティングを施しているため、糸自体の動きもよさそうです。
船水プロの赤いガットはなんだ?とよく話題になっていましたが、硬式テニスのジースピン3ではなく、完全新作でしたね。
試張りが来たら試してみようとは思うのですが、とはいえポリなので、まぁ、わからない部分が多いと思います。
ということで、発売したら、高校生を中心に、パワーヒッターの方に試していただきたいな、と思っています。
コロナ禍はずっと静かだったゴーセンさん。
今年の下半期は、ポリガットでの巻き返しを期待ですね!
※ポリですので、こちらからおすすめすることはほとんどないと思います。よく考えて試してくださいね。
では。
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