テニスストリングの張替タイミングはいつ?
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“日本ラケット工業協同組合”からの案内です。
ダンロップ・ゴーセン・プリンス・ミズノ・トアルソン・ヨネックス
6つのブランドが協力し構成されています日本ラケット工業同組合。
つい先日、上記ブランドの中のとあるメーカーさんから、上記のようなポスター(データ)と共に、案内が届きました。
案内は以下のとおり。
この度、日本ラケット工業協同組合では、第三者機関による試験検証を行い、ラケットストリングは張り上げ後、一度も使用していなくとも弾力性を失うことが実証されました。
この弾力性を失ったコンディションでは、本来持っているパフォーマンスが低下するだけではなく手首や肘を痛める原因にもなり得ます。
データとして掲載されている表が小さく少し見にくいので、説明をさせていただきますと・・・
タイトルは「テニスストリング快適使用期間の検討」となっており、
縦軸は「ストリングの硬さ(弾性率)の変化量【%】」
横軸は「張上からの経過時間【月】」となっています。
ポリエステル・ナイロンモノ・ナイロンマルチの3種類のデータが掲載されていますが、縦軸が110%を超えるところに赤線が入っており、この110%を一つの目安としていることがわかります。
ポリエステルは2週間で赤線を超え、1か月でおおよその下限値(という表現で良いのかは難しいのですが…)に達します。
そこからの縦軸変化はあまりないように思います。
ナイロンマルチは、1か月で赤線を超え、約2か月でおおよその下限値に達します。
同様に、そこからの縦軸変化はあまりないようです。
ナイロンモノが一番弾性率の変化が少なく、緩やかな増加をみせ、3か月で110%に達します。
弾力性を失う、というのが表現として難しい(ストリングの硬さと弾性率は同じ?違う?)のですが、
ストリングのもつ”パワー感”が時間と共に下がっていく
ということが第三者機関によって実証された、という風に解釈しています。
打っていなくてもその”パワー感”が下がっていくことが大切なポイントなのだろうと思います。
で、もうちょっと踏み込んだことを書いてみようと思ったものの、表現的になんと書いたら良いのやら、考えれば考えるほどわからなくなってきました。
個人的にもう少しかみ砕ければまた書かせていただこうと思いますが、今日のところはこのくらいで。
データについて書くときは慎重に。。。
(データはどのくらいの母数で、どのストリング(どのくらいの種類?)を使って、何ポンドで検証したのかな?
いろいろと気になることは出てきますが、一つの指標として出しているということは、母数も多いのだろうなぁ?と予想しています。
このあたりはわかりません。)
では。
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