【ガット張り】一本張りと二本張りの違いって…?
スポンサーリンク
よく聞かれるので、(本当はあまり書きたくはないのですが、、、)少し当店としての考え方を書いてみようと思います。
よくお客さまに聞かれる疑問…1本張りと2本張りの違いって何ですか?とか、2本張りで仕上げてください!とか、そのあたりの話を少し書こうと思います。
※あくまでも当店としての考え方ですので、一参考にお読みください。人によって考え方がかなり変わってくる部分です。
同一ストリンガーが仕上げるのであれば、1本張りでも2本張りでも仕上がりの強さは同じになるはず。
当店としては、1本張りか2本張りか、が重要ではなくて、どういった基準でその店舗やストリンガーがガットを張っているか、が重要だと考えています。
ですので、同じストリンガーさんに1本張りで依頼しても2本張りで依頼しても、張りあがりの強さが極端に変わっていけないと思いますし、同じように仕上がるはずです。(極端に、と書かせていただいたのは、もちろん異なる張り方をするため、(プレーに影響のないレベルで、)若干の違いは出てしまうものだと考えるからです。)
実際、A店とB店で同じガットを同じテンションで、例えばどちらにも2本張りでお願いします、とガット張りを依頼して、仕上がりがまったく異なることはよくありますし、各店舗が各店舗の張りの基準を持っていて当然だと考えています。
重要なのは、いつものストリンガーさんにいつも張りを依頼して、同じように仕上がることです。
極論、ラケットは使えば使うほどへたってきますし、ガットも季節によって感じ方は変わり、プレーヤーの技術も日々向上/変化することを考えれば、「同じ」という基準は限りなくあいまいなものにはなってしまうのですが、、、それでも、同じ張りを提供できるよう、ストリンガーも腕を磨くわけです。
ここでは触れませんが、張りあがりの感じが変わるのは、1本張りか2本張りか、ではなく、その他に大きな理由があることがほとんどです。このあたりは深く聞かないでください、、、。
とはいえ、何が違うの?
最後に、少しだけ、それぞれの特徴を。
「1本張り」
その名の通り、縦と横を1本のガットで張り上げます。
ノット(結び目)が合計2つになっていれば1本張りです。もちろんのことながら、ハイブリッド(縦横別の種類のガット)張りはできません。
ソフトテニスにおいては、ゴーセンパターンは1本張りです。
※当店はほとんど1本張りです。一部フレームによっては理由によって2本張りで仕上げることもあります。
「2本張り」
縦と横を2本のガットで張り上げます。
ノットは合計4つです。近年増加しているハイブリッド張りは全て2本張りで、ここ1、2年はソフトテニスにおいても増加傾向にあります。
ソフトテニスにおいては、ヨネックスパターンは2本張りです。
ミズノ勝ち張りに関しては、ガットやラケットによってパターンを使い分けています。
ざっくりですが、このような感じです。
これからガット張りを学ぶ、という方は、個人的には2本張りの方が覚えやすいかな、と思います。
最後に、あくまでも一参考程度にお願いします。話だしたらキリのない話ですので悪しからず…
最新記事 by 起己スポーツ STAFF (全て見る)
- 本日より3連休となります。 - 2024-12-04
- ピックルボール新規参入多過ぎですね・・・ - 2024-12-03
- 新デザイン発売に伴い… - 2024-12-02
- ハドラスコーティング、取り扱い開始しました - 2024-12-01
- 来月の店舗休業日について - 2024-11-30