ストリングの状態はコート状況でも変わりそう?
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繊細な方ほど、気になってしまうかも?
コアセブン極の登場で、ソフトテニスストリングでも”スナップバック”というキーワードをちらほらと聞くようになりました。
(ラケットにおいては、ジオブレイクがはしりかな?と思います。)
もちろん、それまでに発売されていたストリングでもスナップバックが良く効くストリングはちらほらと思いつきます。
特にヨネックスさんのストリングは、そんなのが多いかもしれません。
スナップバックってどんな作用かというと…ストリングが動いて戻る過程で、ボールに回転を与え、結果として、ドライブ回転をしっかりとかけてくれる。
ざっくりですが、そんな説明でいいかな?と思います。
コアセブン極の凄いところは、メインとクロスの重なる部分に、異物が混入していなければ、スナップバック効果が長時間持続してくれるところ。
「このガット、いつまでも目が綺麗んだけど!」
発売当初、そんな感じでよく喜ばれた印象を持っています。
ところが、ここ最近「コアセブン極、最近目がズレることがある・・・」というお声をお聞きしました。
ラケットを拝見すると、メインとクロスの重なる位置に、もれなく砂が混入しています。
お話を詳しくお聞きしていると、オムニコートでプレーしているうちは目がズレないけれど、クレーコートでプレーすると、かなり目がズレやすくなった・・・と。
これは、ソフトテニスでも硬式テニスでもあることかな?と思っていて、オムニコートの場合、砂の粒径(という表現であってるのかな・・・?)が大きいので、
ポリでもナイロンでもクロス部に異物が混入することはあまり多くありませんが、クレーコートになると(特に学校のグラウンドの土をそのまま転用されていることが多いため)
砂の粒径が小さく、ほんの数回の使用で、メインとクロスの間に砂が混入し、ストリングの動きを阻害してしまいます。
ポリでも、切れてないけれどガシガシになったから張り替えて!と硬式テニスの学生さんは定期的に張り替えをされています。
目はズレるもの。
こまめに直してね。
・・・とはいえ、ズレない方がうれしい気持ちはよくわかります。
(砂が混入するかしないかで、面圧は大きく違わないまでも、ストリングの動き方が変わることで、ボールに与える影響が変わることは容易に想像がつきます。)
対策としては・・・流石に水拭きするわけにはいきませんので、コートによってラケットを使い分けるしかないかな?と思います。
なかなか根本的な解決策はありませんが、お客様から教えていただくことも多いな、と再確認させていただく日々です。
気にされない方が多いかとは思いますが、繊細な方ほど気になってしまうであろう、そんなお話でした。
では。
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