【ソフトテニス】マルチフィラメントガットってどこまで色付き…?
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未だ当店付近ではカラー未解禁の中学校も。そんな中、ちょっとした小ネタを。
なかなかメーカーが営業していない中で新しい情報を出していくということは難しいのですが…。
そういえば書いていなかったな、という内容がありましたので、ちょっとした小ネタとして。
先ほど(2018/1/4 AM)、ガットを張りながら、テックガット5300のパッケージデザインが目に入りました。
上から、レッド、ブラックのパッケージ画像。
それぞれ、中まで色が入っています。
実はこれ、少し間違っており…マルチフィラメントガットは表面のコーティングのみ染色することが多いです。
もちろんイメージとしてのイラストですので、あくまでも”小ネタ”として。
例えば、ちょうど張り替えたサイバーナチュラルクロスの赤色は
表面は艶のある赤色ですが…
斜めにカットすると、内面は白色。
何度も打球し、ノッチングしたガットを見てみると白色の繊維が見えるかもしれませんが、張りあがりではほとんど見えないことが多い部分です。
※ノット(結び目)の部分はガットに対して垂直に切るのがスタンダード。垂直に切ると柔らかいマルチフィラメントガットは断面がつぶれることが多く、内面の白色は見えないことが多いです。
メーカーにより染色の方法は違い、また、そのタイミングも違うため、一概にどう、ということは言えませんし、そもそも社外秘な部分の多いガット製造。
しっかり理解するのであればゴーセンとかヨネックスに入社してガット開発の部署に配属されないといけないのではないかなぁ、と思います。
個人的にはかなり興味をそそられる部分です。(言えないと言われると余計に聞きたくなるのが性ってもんでしょう…?)
ちなみに、一番上に画像を出したテックガット5300は、というと、内側は白色。
ノッチができた際にはちょっと内側まで見ていただくと面白いかもしれません。
※ポリエステルは原料の状態から色付き、ということが多いらしく、また、多重構造ではないため、基本的にどのようにカットしても同じ色。
ナイロンモノも基本的には芯糸まで染色されているかと思います。
なんで内側に色が入ってないの?という部分は是非店舗でガット張り中のスタッフに聞いてみてください。
…ということで、あくまでも小ネタとして、なガット談義でした。
ではでは。
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