インソールや詰め物での調整は厳しいかな…過度に大きなシューズはご注意くださいね。

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通学用シューズなんかのご購入が多くなる時期です。

※サムネはなんとなく最新シューズを。

毎年、この時期は新中学1年生の体操服のご購入や、通学用の白色のシューズのご相談が多くなります。

同時に「どうせ成長するから大きめで」というお声が多くなる時期にもなります。

 

今の時期にご購入されて、着用されるのは4月ですので「大きめ」を買われることに対して、(体操服は特に)あながち間違いではないな、と思う心もありますが、

シューズに関しては、流石に前が2cm以上空いてくると…話が変わってくると思います。
(でも、私自身…夏休みの1か月でシューズのサイズが2サイズ変わった経験はありますので、まぁ…なんとも言いにくい部分もあります...1か月でシューズを履き替えました、苦笑
中2の夏だったかなぁ...)

 

シューズのジャストサイズは…というと、足とシューズのかかとをしっかりと合わせて、前に0.5cm~1cmの空きがあるくらい。

やや大きめで、1.5cmくらいまではおすすめすることはありますが、2cm以上空くと、運動されるシューズに対しては少し怖いな...と思います。
(校内履きはそれでも良いかもしれませんね。)

 

最終的にどのようなサイズを選ばれるか、は個人個人の判断に委ねられますので、我々がお声掛けできる部分も限られてはいますが、

ひとまず、中敷きを二重にすることはあまりおすすめ致しません。

中敷きを二重にしたとすると、シューズ内の適切な隙間(甲部)が埋まってしまい、さらに前の空きは大して変わりませんので、足に悪影響を及ぼす影響があるわけです。
(足って常に同じ形をしているわけではなく、ばねのように上下運動があります。もちろん荷重がかかると横方向にも広がりますよね。適切な上下運動のためには、甲部に適切な隙間が必要です。)

同様に、前に詰め物をしても…直接的な解決とはなりませんので、見かけ上隙間を埋めただけ、となってしまいます。

足の曲がる位置(MP関節)とシューズが曲がる位置は近しい箇所になることが理想的です。

足のサイズが決まるまではシューズ選びは正直かなり難しいです。

安定するまではあまり高いシューズは買われず、比較的リーズナブルなものを繰り返し買い替えされるのがおすすめです。

通学用シューズはウィズが大きいものしかありませんし、学校の指定の校内履きや体育館履きはルーズな作りのものが多いので、

「足に合ったシューズ」はなかなかご提供できない現実はありますが、最低限、長さだけは大きすぎないことをお勧めいたします。

 

春先いきなり足を故障されないよう…

シューズ選びは慎重に。

導入は通学用シューズでしたが、競技用シューズについてはもっとシビアに!と思っています。

 

ではでは。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。
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