で、踏んだらもっとダメなわけです。当たり前ですけどね。【続き】
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踵が潰れているシューズってあるものです。。。
昨日の続きです。
横着履きが踵をルーズにし、色々と支障をきたすという内容を記事にさせていただきました。
ただ、上記内容は、踵を潰さない場合で、という前提条件があって、です。
小・中学生(高校生でもいらっしゃるかも)に多いのですが、もう一個ひどいバージョンに、踵を思いっきり踏みながらシューズを履くパターンがあるので、それについてもちょっと書いておこうと思います。
本来あり得ないのですが、、、
例えば両手がふさがっている中でシューズを履かないといけなかったから、踵が潰れました、
とか、
つま先トントン(わかりますか・・・?)でシューズを履いて、踵が潰れました、とか。
本当に横着にシューズを履くと、踵がぐっと内側に入ってしまいます。
そうすると、今度は踵のホールド感云々ではなく、MP関節周りのフィッティングがおかしくなります。
(MP関節・・・ざっくりというと、足囲を計測する場所で、歩く時に曲がる部分です。)
踵がぐっと内側に入ることで、足が靴の中で前に入ってしまい、適切に空けたはずの5mm〜10mmの足先の隙間が失われます。
結果として、足が曲がる位置とシューズが曲がる位置が大きくずれてしまい、シューズ全体として足に対してフィットしなくなってしまいます。
言い出したらダメになる箇所ってめちゃくちゃ多いのですが、一番わかりやすいところでいうとMP関節周りで良いかと思います。
また、スポーツ用のシューズには踵に柔らかいクッション材を肉厚に入れてくれていることが多いのですが、何度も踵を踏んでしまうと、ヒールカウンター(踵のカーブに合わせて内部に入っている硬い材料のことですね。)がクッション材を突き抜けてきます。
・・・単純に痛いし、怪我のもとです。
基本的に、横着に、雑に、シューズを履かなければ起こり得ない事例です。
ラケットにせよ、グリップにせよ、シューズにせよ。。。
道具を丁寧にご使用いただくのは、基本中の基本です。
ただ、意外とできていないことが多いのも事実です。
今一度用具の見直しをしていただくとともに、もし、雑に使ってしまっているかも?と心当たりがある方は、翌年にその気持ちを持ち越さないよう、気持ちを入れ替えてバリバリ練習に励んでいただきたいな、と。
そう思います。
当たり前のことを当たり前にできることが上達の近道ですね。
ではでは。
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