とはいえ内部構造は気になるという話。
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iPhoneではこれが限界でした。。。
話題沸騰中のガムブースト。
4層構造は打っていて実感できることはないかもしれませんが、とはいえ気になるので、ちょっと拡大してみました。
接写できるカメラがないので、iPhoneに頑張ってもらって、拡大しまくって、これが限界でした。
背景は・・・なんと柔道の黒帯です。
ちょうどいい感じの黒がなかったので、サイズ合わせ用に黒帯くんに登場してもらいました。
実は・・・当店は柔道着の取り扱いもしており、お客様の中には全国大会に出場される方もいらっしゃいます。
…と、余談を挟みつつ。。。
意外とわかるような気がしていますが、気のせい・・・?
色付きの方がわかりやすいかなぁ?と思い、黄色を撮ってみました。
まず、コーティング直下に細い糸が巻いていることがわかります。
これが、側糸に採用されている太目の糸ですよね。
側糸(がわいと、とか、そくしって読みますね。)
側糸の内側にはもっと細い、マルチフィラメントの層があって、その下にポリアーメットの芯がいますが、光の加減で、なんとなく芯糸がわかるレベル。
模式図を引用させていただくと、こんなイメージ。
とりあえず、凝った構造をしているな?は見えたように思います。
ゴーセンさんに聞いたことがありますが、よく切れるカッターで綺麗にガットをカットして、顕微鏡で覗いてみると、しっかりと模式図の通りになっているようです。
ガットって面白いですね。
4層構造が体感できるか否かはさておき、ガット選びのお手伝いをさせていただく身としては、知っておくべきことですよね。(たぶん)
ガムブーストは、ポリ芯がある分、通常のナイロンマルチよりは少し硬めな打感ではありますが、それを言うと、テックガットスーパーや5200もポリ芯です。
ゴーセンさんとしては、ナイロンマルチの芯にポリを採用することは今までもありました。
テックガットスーパー(1.35mm)や5200(1.38mm)は、太めのガットですので、ポリ芯でも硬すぎることはありませんでしたが、
(テックガットスーパーは1.35mmの割にはかなりしっかりとしていると思います。)
ガムブーストは1.25mmですので、細ゲージ由来の硬さ+ポリ芯の硬さが打感に出ているのではないかと思っています。
ポリ芯のマルチ系のガットとナイロンモノはどっちの方が硬いのか…正直なんとも言えない部分です。
ミクロパワーと比較していただきつつ、色々なお声をいただきたいな、という風に思っています。
流石にミクロパワーの方が硬いかな?
ただ、感覚はほんと、人それぞれです。
大会がある方は、オフシーズンにじっくりと味わってみて下さいね。
ではでは。
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