カスタムフィットの推奨張り上げテンション。

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立て続けにお客様からお問合せをいただきました。

当店では既製品並みに販売をさせていただいておりますカスタムフィット。

この1週間で、推奨張り上げテンションについて、立て続けにお問合せをいただきました。

 

通常の既製品ですと、UL1とかUL2の記載の下に、25-35lbsのような表記がレーザー印字されるのですが、カスタムフィットはこのようになっています。

※ちなみに、上記は私物の旧カラーの8V REV。この色、人気でしたよね。

 

表にも裏にも、推奨張り上げテンションについての記載がありません。

私も、言われるまで全然気にしていなかったのですが、いつも既製品をお使いの方からすると、あれ?いくつまで張っても大丈夫?となる気持ちもよくわかります。

 

ヨネックスの営業さんにその話をさせていただくと「確かに…」と。

当店としても、お客様より直接お声をいただき、気付きをいただきましたので、ヨネックスさんにも、今後、混乱を招かないためにも、シャフトの表記が変わればいいですよね、とお話を通させていただきました。
(なかなかメーカーさんが表示を変えることは難しいと思いますので、どうなるのかはわかりませんが…)

 

それで、推奨張り上げテンションについてなのですが、こちらの対応一覧表を見ていただくと、

例えば、ジオブレイク50Vですと…UXLとULで対応表が分かれており、ジオブレイク50VSですと…XFLとUXLとULで対応表が分かれています。

既製品の推奨張り上げテンションは…XFLとUXLは20-30lbs、ULは25-35lbsです。

カスタムフィットにおいても、上記が推奨張り上げテンションとなるかと思います。
例えば、UXL規格でグリップ調整のみされた個体は、20-30、UL規格(以上)で調整された個体は、25-35ポンドです。
(ヨネックスの営業さんとも確認のため、改めてお話をさせていただきました。)

ただ、やはり軽量ラケットは強度がそこまで強くないと思いますので、個人的にはXFLに30ポンドで張り上げるのは、、、あまりお勧めはしていません。
(ULで35ポンドも…柔らかいフレームにおいては、個人的にはあまりお勧めではありません。)

 

同様に、カーボネックスもUXLとULがあるのですが、こちらも柔らかいラケットですので、あまりカンカンに張り上げるのは、(しつこいようですが、あくまでも個人的には)お勧めしにくいです。

 

また、各機種、7以上は…ULとSLの規格(またはそれ以上)しかありません。

そのため、共通で25-35lbsが推奨テンションとなるかと思います。

 

230gの指定をした場合、これってULなの?UXLなの?というお問合せもあるのですが、UL規格は228-242gですので、規格内になります。
(現行では、Fレーザー9シリーズ・ナノフォースのみ、231-245gがUL規格になりますので、230g HHは、実はギリギリUXLとなります。
しかしながら、この両者は、機種を通して25-35lbsが推奨張り上げテンションとなりますので、それに準ずる形で良いかと思います。)

 

ここ最近、あまりハイテンションで張り上げることも少なくなってきましたので、30ポンド以上で張り上げるケースもかなり減ってはいるのですが、今一度ご確認をいただければと思います。

 

では。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。
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