大きなギャップを埋めるために、お試しでバランサーを使ってみるのも一つです。

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ULとSLのギャップって、結構大きいと思います。

ラケットの買い替え。

現在、販売させていただくもののうち、そのほとんどはUL規格(ミズノの場合U規格)に集約されてきているように思います。
(あくまでも当店での話です。)

ミズノさんは、ハイエンドモデルであってもX規格を展開しており、使用者も徐々に増えているのかな?と思いますが、それでも、販売数的にはU規格が多いです。
(もちろん、重いラケットをお求めの方もいらっしゃいますので、そのような方のためにSL規格があったりカスタムフィット/スペシャルチューンがあるわけです。)

ということで、現在のラインナップにおいては、基準的な重量が235g~240gと思っていただいて大丈夫かと思います。

 

こちら、SLサイズについてちょっと書いた投稿です。

SLサイズって、必要?不要?

(245g、250gあたりのオーダーは一定数あります。ジオブレイク以前は、245gまでがUL規格でした。)

 

小学生であったり中学生低学年であったりすると、UL以下の重量のものからスタートしていただくことが多いですが、体の成長に合わせて徐々にラケット重量を上げていただきながら、中学校を卒業されるタイミングでは、ほとんどの方にULをお持ちいただいていると思います。
(中には、重いラケットが好みではない、という方もいらっしゃいますので、カスタムフィットで230gをお作りすることもあります。)

 

今日の本題は、そこからどうするか、なのですが、中にはさらに重いラケットに!という方もいらっしゃるわけです。

ただ、ULからSLへの15gの重量アップって、体の成長に合わせて上げてきたXFL→UXL→ULよりも、ギャップが大きいように感じています。

友人から借りてみて良かった!のような体験がないと、急に上げると違和感に変わってしまうこともあるんじゃないかと思います。

 

15gのギャップを埋めるため、5g刻みのカスタムフィットやスペシャルチューンがあるわけなのですが、えいや!とスペックを決めることが難しいのもまた事実。

重量をちょっと上げてみたいのであれば、お試しでバランサーを使ってみるのも一つだと思います。

 

店頭でご相談いただければ、重量バランスを計測させていただきながら、目的を持って鉛を貼り付けさせていただきます(もちろん少し費用はかかります)が、手軽に自分でやってみたい、ということであれば、このような製品があります。

 

一例でご紹介。

まずはこちら。

局所的な加重となってしまうのと、左右対称に貼ろうとすると一気に6g上がってしまう(結構一気に上がる)ので、あまりおすすめはしませんが、一番手軽なのはこのようなタイプです。

フレームの内側に貼り付けてみて、重量が上がったらどんな感じか。

体感していただくのは大切だと思います。

 

あとは、このようなタイプ。

短冊状に切り出して使うタイプ。

H型のものよりも薄いので、局所加重ではなく、分布加重にできますので、より自然に重量を上げることができます。

 

結局は…どこに貼りつけるのか、も大切なので、出来ればご相談いただくのがうれしいのですが、トライアンドエラーでやってみる場合はこのようなものでお試し下さい。
(ちなみに、エッジガードも手軽に重量バランスを調整できるアイテムですよ!)

 

なんとなくスペックが決まれば、次のラケットはカスタムフィットやスペシャルチューンで。

鉛の貼り付け方によっては、重量とバランスの関係が別注表を逸脱してしまうこともありますし、
後付けで鉛貼り付けをすると、スウィングウェイトがめちゃめちゃ大きくなってしまった…なんてこともありますので、
厳密に言うとちょっと?結構??違う部分はあるのですが、果たして何グラムくらいの増量が良さそうなのか、のざっくりの感じを見ていただく上では踏んでおいていただいても損はないステップになるように思います。

 

あくまでも15g以下の重量アップを見る上で、ですので、やりすぎは禁物です。

ヘッドライト・ヘッドヘビー、貼り付ける位置で、どちらも体感はしていただけますので、買い替える前に、まずはひと手間。

 

気になる方は店頭でお気軽にご相談下さいね。

 

では。

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兵庫県は明石市、魚の棚近くに店舗を構えるスポーツ用品専門店 起己スポーツ(@tatsumisports)です。 本ブログでは、ソフトテニス・バドミントン・卓球・硬式テニスの各種情報の発信を中心に更新させていただきます。 基本的に毎日更新いたします。WEB SHOPとのコラボ企画も行います。是非毎日チェックをお願いいたします。
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