バドラケはここ数年の進歩が目覚ましいですね。
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ここ最近、古いラケットの張り替え依頼が多くなっています。
今週、今シーズンの目玉の発売が控えているバドミントン。
(アストロクス88S/88Dの第三世代)
新製品の推奨張り上げテンションを確認すると、当然のように、4Uは28ポンドまで、3Uは29ポンドまで、張り上げが可能となっています。
※本来、張り上げ限界はもっと上なんだと思いますが、ヨネックスラケットは、張り上げ限界は未記載のため、当店では推奨テンションまでの張り上げとさせていただいております。
たとえば、最大が28ポンドですと、クロスストリングの設定テンションが28ポンドがマックスとなります。縦28・横30で張って!はお断りさせていただいております。
定番品はどれもハイテンションでの張り上げが可能?と見てみると、そんなことはなく、例えばアストロクス70は26まで、55Aは24まで、33は23まで、と細かく決まっています。
これは日本製ラケットの話。
例えば、海外製のアストロクス22RXは、2F規格の超軽量設計ですが、28ポンドまで張り上げが可能となっています。
前々より、海外製ラケットは基本的に”硬く張れる”というのがあったのですが、日本製ラケットも、年々強度が上がり、28ポンド、29ポンド、という世界が普通になりました。
(他メーカーも含め、中国製、台湾製のラケットは張り上げ限界の記載があり、割とハイテンションまで対応可能なことが多いです。)
どのくらい変わったのか?と、カタログ品番で比較すると、(2024年もまだ残ってる!)カーボネックス20は、2U規格で最大22ポンドとなりますので、まぁかなりのものだと思います。
ここ最近、それよりも歴史のあるフレームの張り替えが多く、グロメットを全て付け替えた上で、推奨内でなんとか対応させていただいているのですが、今手元にあるカーボネックス13には、3Uスペックで、最大18ポンドとの記載がありました。
その当時の状況から考えると、ストリングも細ゲージが主流になったので、その当時の18ポンドって、どんな感じだったんだろう?と思いを馳せながら張り上げをさせていただいています。
推奨テンションを少々上回っても折れるということでもないとは思うのですが、フレーム自体にたくさん傷があったり、塗装が取れている箇所があると、念には念を、と推奨テンションを目安にさせていただいております。
また、当然ながら、グロメットも全く同じものはありませんので、ホールを見ながら対応させていただいております。
ハイテンションでの張り上げが多くなると、グロメットやグロメットホールの劣化は早くなりますので、しっかりとケアしながらお使いいただければ嬉しいです。
少し話が長くなってしまいましたが、バドミントンラケットの張り替えご依頼も、お気軽に。
それでは。
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